“見るサイネージ”から“話せるサイネージ”へ――Klleon、ソウル駅で裸眼3D「AI駅員」の試験運用を開始
AIデジタルヒューマン技術を開発・提供するKlleonは、韓国鉄道公社(KORAIL)と連携し、ソウル駅においてSamsung Electronicsの裸眼3Dディスプレイ「Spatial Signage」を活用した対話型「AI駅員」の試験運用を開始しました。
本取り組みは、2026年10月19日付の韓国経済紙「毎日経済(Maeil Business Newspaper)」でも紹介されています。同記事では、AI駅員が多言語で利用者に対応し、会話の文脈を理解しながらリアルタイムに回答することに加え、表情・視線・ジェスチャーなどの非言語表現にも対応する事例として取り上げられています。
毎日経済:
https://www.mk.co.kr/news/stock/12179616
■ ソウル駅で、AIが「案内する存在」から「対話する存在」へ
今回試験運用を行うAI駅員は、利用者からの質問や会話の流れを理解し、その内容に応じてリアルタイムに応答するデジタルヒューマンです。多言語での対話に対応し、回答内容だけでなく、表情・視線・ジェスチャーなどの非言語表現も組み合わせることで、より自然なコミュニケーション体験を目指しています。
さらに、Samsung Electronicsの「Spatial Signage」が持つ立体的な表示表現と、KlleonのリアルタイムAIデジタルヒューマンを組み合わせることで、従来の平面的なデジタルサイネージとは異なる、利用者と直接向き合って会話するような体験を実現しています。
■ LLM・音声・RAG・リアルタイム映像を統合したAIヒューマン基盤
Klleonは、デジタルヒューマンを単なる映像コンテンツではなく、人とAIをつなぐ対話型インターフェースとして開発しています。
今回のAI駅員では、LLM(大規模言語モデル)、音声認識(ASR)、音声合成(TTS)、RAG(検索拡張生成)、リアルタイム映像生成・ストリーミング技術などを統合したKlleon独自のインターフェース基盤を活用しています。これにより、利用者の発話を認識し、会話の文脈を踏まえた回答を生成した上で、デジタルヒューマンの音声・表情・動きとしてリアルタイムに届けることが可能になります。
こうした仕組みは、交通・公共施設に限らず、企業教育、デジタルサイネージ、ブランドイベントなど、さまざまな顧客接点への応用が可能です。
■ Samsung VXTを通じたグローバル展開も準備
Klleonでは、企業が対話型AIソリューションをより容易に導入・運用できる環境の実現に向け、Samsung Electronicsのクラウド型デジタルサイネージ運用プラットフォーム「Samsung VXT」を通じたサービス提供も準備しています。
Klleonの対話型AIアプリが「Samsung VXT」上で提供されることで、同プラットフォームを利用する企業は「VXT Apps」からKlleonのサービスを追加し、Samsungのディスプレイが設置された店舗や各種施設に対し、対話型AIコンテンツを効率的に展開・運用できるようになります。
■ “表示する画面”から、“会話する空間”へ
これまでデジタルサイネージは、情報や映像を一方向に表示する役割が中心でした。一方、生成AIとリアルタイムデジタルヒューマンを組み合わせることで、ディスプレイは利用者からの問いかけに応え、状況に応じて双方向のコミュニケーションを行うAIインターフェースへと進化します。
Klleonは、今回のソウル駅での取り組みを、公共空間におけるAIデジタルヒューマン活用の実証事例と位置づけています。今後も交通、リテール、観光、ショールーム、公共施設、イベントなど、さまざまな実空間において、人とAIがより自然につながるコミュニケーション体験の実現を推進してまいります。
日本法人であるKlleon Japanにおいても、日本国内の企業・自治体・施設等との連携を通じ、デジタルサイネージやディスプレイとリアルタイムAIデジタルヒューマンを組み合わせた活用提案を積極的に展開してまいります。
■ KlleonのAIデジタルヒューマン技術がThe New York Timesに掲載
さらにKlleonは、2026年10月18日付のThe New York Timesの記事「Singing, Dancing and Getting Dumped by A.I. on Korean TV」にて、韓国SBSのAI恋愛リアリティ番組「My AI Partner: Strange Love」に登場するAIアバターの開発企業として紹介されました。
同記事では、3名の出演者がAIアバターとのデートを重ねる番組を通じて、人間とAIの間に生まれつつある新しい関係性が取り上げられており、Klleonが出演者の理想のパートナー像をもとにAIアバターを設計したことや、Klleon CEOのJin Seunghyukによる人とAIの関係性に関する見解も紹介されています。
The New York Times:
https://www.nytimes.com/2026/10/18/world/asia/korea-ai-dating-show.html
・KlleonのAIパートナー技術を活用した恋愛リアリティ番組
「My AI Partner: Strange Love」は、出演者がAIパートナーと実際にデートを重ねながら、人間とAIの間に感情的なつながりが成立するのかを検証するSBSの恋愛リアリティ番組です。
番組では、Kian84、Jang Do-yeon、Lee Yu-biの3名が、それぞれ異なる外見や性格を持つAIパートナーと交流し、会話やデートを通じてAIを単なる機械ではなく、一人の対話相手として受け入れていく過程が描かれています。
・ 番組に登場するAIアバターをKlleonが開発
本番組に登場するAIパートナーには、KlleonのリアルタイムAIデジタルヒューマン技術が活用されています。
Klleonは、出演者ごとの理想のパートナー像をもとにAIアバターの外見やキャラクター性を設計し、リアルタイムの対話を通じて出演者とコミュニケーションできるAIパートナーを構築しました。
音声認識、音声合成、Lip Sync、リアルタイム映像生成・ストリーミング等の技術を組み合わせることで、回答をテキストや音声だけで返す従来のチャットボットとは異なる、視覚的な存在感を持ったAIコミュニケーション体験を実現しています。
・ 人とAIの新しい関係性を示す事例として紹介
The New York Timesの記事では、出演者が当初AIとの恋愛に懐疑的でありながら、番組が進むにつれてAIパートナーとの会話や交流に感情を動かされていく様子が紹介されています。
また、Klleon CEOのJin Seunghyukは、人間同士という従来の枠組みを超え、人とAIの間に新しいタイプの関係性が形成され始めているとの見解を述べています。
Klleonでは今回の掲載を、リアルタイムAIデジタルヒューマンが情報提供のためのインターフェースにとどまらず、エンターテインメントを含むさまざまな領域で新しいコミュニケーション体験を生み出す可能性を示す事例の一つと捉えています。
・ “画面の中のAI”から、“人と向き合うAI”へ
生成AIの普及により、AIとのコミュニケーションはテキストから音声へ、さらに顔・表情・動きを伴う視覚的なインターフェースへと広がっています。
Klleonは、AIに「顔」「声」「表情」「動き」を与え、人とリアルタイムにコミュニケーションできるAIデジタルヒューマンを開発しています。
LLM、RAG、外部データベース、各種AI Agent等と連携し、ユーザーからの問いかけに対し、音声、Lip Sync、表情、映像を伴ってリアルタイムに応答することが可能です。
Klleon公式サイトでは、100件以上の国内外プロジェクトへの導入実績、1秒未満の応答を目指したリアルタイムインタラクション、Web・App・キオスクへの対応を紹介しています。
・ 日本市場での活用をさらに拡大
今回の事例ではエンターテインメント領域で当社技術が活用されましたが、AIデジタルヒューマンは幅広い顧客接点での活用が可能です。
・店舗・ショールームでのAI接客
・観光地、駅、公共施設等での多言語案内
・商品・サービス紹介
・企業受付、AIコンシェルジュ
・経営者・専門家等を再現したAIエージェント
・社内教育、ロールプレイング
・展示会、イベント、エンターテインメントコンテンツ
Klleonでは、日本国内の企業・自治体・施設等との連携を通じて、AIデジタルヒューマンの活用領域をさらに拡大してまいります。
今後もAIを「質問に回答するツール」にとどめることなく、人と直接向き合い、新たなコミュニケーション体験を生み出すインターフェースへと進化させてまいります。
■会社概要
会社名:株式会社KLleon
設立:2018年
本社所在地:米国カリフォルニア州/韓国ソウル
事業内容:AIデジタルヒューマン技術のSaaS/SDK開発・提供
ウェブサイト:https://klleon.io
報道関係お問い合わせ
Klleon Japan 広報担当
E-mail:[email protected]
Tel:03-5579-2772
参考・出典
毎日経済(Maeil Business Newspaper)
「서울역에 AI 역무원 떴다...클레온 삼성 3D 디스플레이 활용해 운영」
2026年10月19日
https://www.mk.co.kr/news/stock/12179616
The New York Times
「Singing, Dancing and Getting Dumped by A.I. on Korean TV」
https://www.nytimes.com/2026/10/18/world/asia/korea-ai-dating-show.html
SBS NEWS
「My AI Partner - Strange Love」関連報道
https://news.sbs.co.kr/english/article.do?news_id=N1008714575