【THK株式会社】低発熱・高精度ボールねじ(形番:BPFP)の受注を開始
THK株式会社(東京都港区 代表取締役社長:寺町 崇史、以下、THK)は、低発熱・高精度ボールねじ(形番:BPFP)の受注を開始いたします。
低発熱・高精度ボールねじは、工作機械に求められる低トルク、低発熱、移動方向反転時の安定した動き、高い軸方向剛性を一つの製品で実現した精密ボールねじです。THK独自の摩擦力低減技術により、摩擦トルクを既存製品比で50%以上低減しました。
摩擦トルクの安定化により、モータ負荷と消費電力を抑えるとともに、発熱に伴うねじ軸の伸びや位置ずれ、周辺装置への熱の影響を低減します。また、象限突起(工作機械で円加工を行った際に生じる突起状のわずかな誤差)などの移動方向反転時のトルク変化を抑制することにより、装置の動的運動精度と加工面品位の向上に貢献します。
外形寸法はISO寸法に準拠し、既存製品と同等の取付寸法および負荷能力を維持しているため、従来品からの置き換えが可能です。計31形番(ねじ軸径φ16~φ50)のラインナップを取り揃え、機械の高精度な加工、省エネ、熱変位対策、制御・組立調整の負担低減など多様なニーズに対応します。
本製品は、2026年10月26日(月)から31日(土)まで東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2026(第33回日本国際工作機械見本市)」にて展示を予定しております。
THKはこれからも、一般産業機械から精密機械、そして高精度な工作機械まで、幅広い装置の高性能化に貢献してまいります。
特長
・摩擦トルクを50%以上低減
THK独自の摩擦力低減技術により、摩擦トルクを既存製品比で50%以上低減。装置駆動時のエネルギー消費削減に貢献します。
・既存製品と比べて発熱を大幅に低減
摩擦トルクの低減により発熱量を大幅に抑え、周辺装置への熱の影響を低減します。
・加工面品位の向上を実現
駆動時の摩擦トルク安定化により、装置の動的運動精度が改善し加工面品位向上を実現します。
・用途に合わせたすきま(予圧)をラインナップ
G0すきま(普通予圧)に加え、軸方向剛性を高めるGMすきま(中予圧)をラインナップ。必要な剛性に合わせてすきまを選択できます。
・既存製品と同等の負荷能力
既存製品と同等の取付寸法および負荷能力を維持。従来品からの置き換えが可能です。
【THK株式会社について】
THKは1971年の創立以来、創造開発型企業としてさまざまな製品開発に注力してきました。翌年の72年には世界に先駆けて機械の直線運動部の“ころがり化”を実現した「LMガイド(Linear Motion Guide:直線運動案内)」を製品化。工作機械などのメカトロニクス機器の性能を飛躍的に向上させました。近年では鉄道車両、医療用機器、高層ビルや住宅、アミューズメント機器などにも使用され、さまざまな革新を世界中にもたらしています。