減酒治療補助アプリ「HAUDY(ハウディ)※1」国際嗜癖医学会(ISAM)の「Golden Brain Innovation Award」でSilver(銀賞)を受賞
株式会社CureApp(キュア・アップ/本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐竹 晃太)が提供する減酒治療補助アプリ「HAUDY(ハウディ)」の開発を牽引した医師である宋龍平氏が、2026年9月30日にオランダ・ロッテルダムで開催された国際嗜癖医学会(ISAM)主催の「Global Addiction Therapeutics Innovation Day 2026」において「Golden Brain Innovation Award」のSilver Award(銀賞)を受賞いたしました。
本学会におけるプレゼンテーションは、CureApp在籍時に減酒治療補助アプリ「HAUDY(ハウディ)」の開発を牽引し、現在は臨床現場で実際に本製品を処方しアルコール依存症治療に尽力されている宋医師によって行われました。アカデミア中心の厳しい選考のなか、日本発の製品が国際的な医学賞で評価されたことは、当社の開発力と社会実装への取り組みが世界基準で認められた証であると考えられ、大変嬉しく思います。
※1:販売名:CureApp AUD 飲酒量低減治療補助アプリ、 承認番号:30700BZX00034000、
区分:管理医療機器、 製造販売元:株式会社CureApp
「Global Addiction Therapeutics Innovation Day 2026」は、嗜癖(アディクション)医学分野における世界トップクラスの専門家が集う国際学会(ISAM)内で開催される、治療イノベーションに焦点を当てたイベントです。
本年のアワードには多数の応募があり、最終選考(ファイナリスト)には計15名が選出されました。審査の結果、「Golden Brain Innovation Award」において、減酒治療補助アプリ「HAUDY(ハウディ)」をテーマにした宋医師がSilver Award(銀賞)を受賞いたしました。
イベント名:Global Addiction Therapeutics Innovation Day 2026
開催日時:2026年9月30日
開催場所:オランダ・ロッテルダム
賞構成 :Golden Brain Innovation Award(Gold / Silver / Bronze)
発表演題:HAUDY: a reimbursed digital therapeutic to support reduced drinking goals in alcohol dependence(HAUDY:アルコール依存症における飲酒量低減目標を支援する保険適用デジタル治療)
本アワードでは、革新的な技術やアイデアに留まらず、実際の臨床現場でいかに価値を提供しているかも問われました。最終審査の評価項目は次の5つ。各20点、合計100点で評価されました。
・Innovation(革新性)
・Scientific Merit(科学的妥当性)
・Potential Impact(期待される波及効果)
・Feasibility(実現可能性)
・Presentation Quality(プレゼンテーションの質)
宋医師によるプレゼンテーションでは、以下の点が高く評価されました。
●アイデアの具現化:
アルコール依存症治療における革新的なアイデアを、実際の治療アプリとして形にした点。
●社会実装の実現(保険償還):
開発に留まらず、厳格なプロセスを経て保険償還を実現し、広く患者さんに届く仕組みを構築している点。
開発者であり、現在は一人の医師として医療現場で減酒治療補助アプリ「HAUDY(ハウディ)」を患者さんへ届けている宋医師自らの言葉による力強いプレゼンテーションが、この「社会実装の重み」をより一層際立たせ、今回の快挙に繋がったと考えます。
■受賞者 宋 龍平医師
減酒治療補助アプリ「HAUDY(ハウディ)」開発者/精神科医[依存症専門]
「このたび、このような国際的な賞をいただき、大変光栄に思います。この賞は、臨床現場で様々なことを学ばせていただいた患者さんや同僚、本アプリの開発や販売をご一緒してきたアカデミア、沢井製薬、CureAppの皆さんとともに歩んできた成果です。心より感謝申し上げます。世界では、アルコール依存症を含むAUD(アルコール使用症/アルコール使用障害) が疑われる方の9割以上が治療を受けていません。精神科に限らず身近な医療の場で、治療が当たり前に受けられるよう、今後も研究と普及に力を尽くしてまいります。 」
■ 株式会社CureApp 代表取締役社長 佐竹 晃太
「減酒治療補助アプリ「HAUDY(ハウディ)」の開発を力強く牽引した宋医師の情熱が、海を越えて国際的な舞台で高く評価されたことを心より誇りに思います。素晴らしいアイデアを形にし、保険償還という社会実装の壁を越えたことは、CureAppの『アプリで治療する未来を創造する』というビジョンを体現するものです。今後も現場の医師の声に寄り添い、患者様へ治療の選択肢を届けてまいります。」
■ 沢井製薬株式会社 執行役員 製品戦略部担当役員 兼 製品戦略部長 田中 克実 様
「宋龍平先生、この度はISAM(国際嗜癖医学会)「Golden Brain Innovation Award」銀賞のご受賞、心よりお祝い申し上げます。
臨床現場の想いから生まれた革新的なアイデアを優れた製品として形にし、保険償還という社会実装まで成し遂げられた宋先生の情熱とご尽力が国際的に高く評価されたこと、私どもにとっても大変喜ばしく存じます。
弊社はパートナーとして、「HAUDY(ハウディ)」の普及や、アルコール依存症を含むAUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)の疾患啓発に取り組んでまいりました。このような新たな治療の選択肢が医療現場に広がる意義は非常に大きいと確信しております。
今後も宋先生および株式会社CureAppの皆さまとともに、一人でも多くの患者さんが適切な治療を受けられる社会の実現に向けて、全力を尽くしてまいります。」
医師向けサイト:https://aud-sodan.jp/hcp/
患者さん向けサイト:https://aud-sodan.jp/treatment/aud-app/
本アプリは、医師の診断のもと患者さんに処方されるプログラム医療機器で、アルコール依存症で減酒が治療目標となりうる患者さんの治療を補助します。スマホアプリの「患者アプリ」とWebアプリの「医師アプリ」の2つで構成され、飲酒習慣の修正による減酒を目指します。患者さんは日々「患者アプリ」で、飲酒記録、個別化された学習・行動を実践し、飲酒習慣の修正を行います。医師は「医師アプリ」に反映された患者さんごとのデータや心理社会的治療の支援コンテンツを確認できます。限られた診察時間内での診療の質向上が期待でき、定期的な診察の際、患者さんに目標の見直しなどの指導を行います。心理社会的治療をアプリで補助することにより、非専門医でも効果的な治療を可能にし、患者さんの治療へのアクセス向上が期待されます。
【患者アプリの使用イメージ】
毎日、「朝、アプリを開く」「飲酒記録をする」「夜、アプリを開く」などを行います。
アプリのガイドに合わせて「振り返り」「セルフケア」「学習」などをご自身のペースで実施することができます。
株式会社CureAppについて
2014年に2名の医師が創業。治療効果が治験にて証明され、医療現場で医師が患者に処方する「治療アプリ」を研究開発・製造販売する医療機器メーカー。
2020年、スマートフォンで動作する疾患治療用プログラム医療機器として日本で初めて*、また禁煙治療領域においては世界初*の薬事承認および保険適用を実現。その後も高血圧、減酒治療における治療アプリの薬事承認・保険適用を受け、医療機関へ販売を行っています。その他、NASH / がん / 慢性心不全 / 慢性腰痛症など、複数の疾患に対応する治療アプリの開発を進めています。
また、民間法人向けの健康増進サービスプログラム「ascure卒煙」も運営し、多数の健保組合・企業の禁煙施策として導入されています。2025年には「ascure Dr.高血圧治療」の提供を開始し、健康経営銘柄・ホワイト500を中心とした法人より導入をいただいています。
*:自社調べ ・調査年月:2020年12月 ・調査範囲: 製造販売承認および保険適用を受けた日本の治療アプリおよび世界のニコチン依存症向け治療アプリ
株式会社CureApp 会社概要
代表取締役社長:佐竹 晃太
本社所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階
事業内容:プログラム医療機器開発、モバイルヘルス関連サービス事業