FSNL Private Ltd.が鉱山関連事業を開始
鴻池運輸株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長執行役員 鴻池 忠彦、以下 鴻池運輸)のグループ会社FSNL Private Ltd.(本社:インド共和国チャッティースガル州、取締役会長 藤原 俊宏、以下 FSNL社)は、インドの国営石炭会社等が運営する鉱山で、鉱山関連事業への参入に向けて案件を受注し、2026年8月からマハーラーシュトラ州のKamptee(カンプティ)鉱山で石炭関連作業の現場準備を進め、9月より業務を開始しました。
■鉱山関連事業開始の背景
FSNL社は、2025年1月に鴻池運輸の完全子会社※となって以降、インド国内の製鉄所において、鉄鋼スラグ処理、金属成分の回収、スクラップ処理などを行ってきました。鴻池運輸は、日本国内の製鉄所構内で培ってきた現場運営、安全・品質管理、設備運営、物流などの知見を活用しながら、FSNL社の事業基盤強化と事業領域の拡大に取り組んでいます。
※ 関連報道発表(2025年1月23日)https://ssl4.eir-parts.net/doc/9025/tdnet/2550857/00.pdf
インドでは、鉄鋼生産の拡大に加え、鉄鋼原料となる石炭や鉄鉱石の安定供給に関わる事業への需要も見込まれています。こうした市場環境を踏まえ、FSNL社は、これまでの製鉄所構内業務で培った知見を生かせる鉱山内作業への参入を検討し、請負業務の受注・事業開始に至りました。
■主な作業内容
FSNL社は、受注案件ごとに業務範囲が異なりますが、石炭や鉄鉱石を取り出すために、採掘場所の準備から資源の運搬まで、さまざまな作業を行います。
主に以下の作業の一部または複数を請け負っています。
・採掘する資源の上にある土砂の掘削・積み込み:
石炭や鉄鉱石を掘り出せるように、その上を覆っている土砂や岩を掘削し、ダンプトラックなど
の運搬車両に積み込みます。
・掘削した土砂の運搬、荷下ろし、敷きならし:
掘削した土砂を鉱山内の決められた場所へ運び、荷下ろし後、重機で敷きならして地面を整えます。
・石炭の破砕、積み込み、運搬:
採掘した石炭を扱いやすい大きさに砕き、運搬車両に積み込み、貯炭場や出荷設備などへ運びます。
■今後の展開
今後は、鉱山における請負業務について、案件ごとの業務範囲、操業条件、安全性および採算性を見極めながら、適正な収益性を確保できる案件への入札参加を進め、FSNL社の新たな収益基盤の一つとして確立することを目指します。
■露天掘り鉱山現場の全景(FSNL 社が請負業務を行う現場の一例)
■採掘した石炭を破砕する設備(FSNL 社が請負業務を行う現場の一例)
■Dipika 鉱山で積み込み・運搬に使用するEV ホイールローダーとEV ダンプトラック
(FSNL 社は、環境に配慮しDipika 鉱山の請負業務に使用するダンプトラック・重機の全車にEV
車を導入)