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Broadcom、VMware Cloud Foundationのハイパーバイザーのセキュリティと保護を強化するVMware HyperArmorを発表

Broadcom

*本内容は、2026年10月13日(米国時間)Broadcomが発表した報道資料の抄訳版です。

半導体およびインフラストラクチャソフトウェアソリューションを設計、開発、供給するグローバルテクノロジーリーダーであるBroadcom(NASDAQ: AVGO)は、サイバー攻撃の高度化が急速に進む中、ホスト上で稼働するワークロードを中断することなく、脆弱性が悪用されるまでの露出期間を短縮することで、VMware Cloud Foundation(VCF)のVMware ESXハイパーバイザー・コンポーネントをさらに保護する新しいソフトウェア・ソリューション、VMware HyperArmorを発表しました。

Broadcom Inc. VMware Cloud Foundation部門、最高製品責任者 ポール・ターナー(Paul Turner)コメント:

「フロンティアAIにより、サイバーセキュリティの脅威を示す3つのV、すなわち量(volume)、速度(velocity)、多様性(variety)が変化しました。攻撃がマシンスピードで行われる今、事後対応型の検知やパッチ適用だけでは十分ではありません。VMware HyperArmorは、ホスト上で『安全性が確認されているもの(known good)』のみの実行を許可する、これまでとは異なるアプローチを採用しています。VMware vDefendがすでに提供しているVCFのネットワーク層での仮想パッチ機能と合わせ、VMware HyperArmorはその保護機能をハイパーバイザー・コンポーネントそのものへと拡張します」

AIにより脅威の規模と高度さが増す中、脅威対象領域はハイパーバイザーを含むインフラストラクチャ・スタックのあらゆる層に広がっています。ハイパーバイザーへの攻撃の大半は、盗まれたroot認証情報と、パッチが適用されていない脆弱性という2つの問題に起因します。VMware ESX 8.x以降をサポートするVMware HyperArmorは、次の方法でこれらの問題に対処します。

  • VCFのESXコンポーネント・ホスト環境に対する仮想パッチ適用

VMware HyperArmorはホスト層の仮想パッチ適用機能を提供し、脆弱性が悪用される前にホストノード内で悪意のあるアクションの試みを検知、ブロックしてESXを保護します。このホストレベルの仮想パッチ機能は、VMware vDefendを通じてVCFに提供されるネットワーク層の仮想パッチ機能を補完します。ESXの仮想パッチ適用では、脆弱性の悪用を防ぐためにホストを再起動したり、ソフトウェアをアップグレードする必要がありません。そのため、セキュリティチームはリスクにさらされる期間を大幅に短縮でき、ITチームは希望するスケジュールで公式パッチをテスト・適用できるなど、運用上の柔軟性が高まります。

  • ホストに対するポジティブ(ホワイトリスト型)・セキュリティ・ガードレール

VMware HyperArmorは、ゲスト仮想マシン(VM)内にエージェントを配置せず、インフラストラクチャ層でホストを保護します。ESXホストで実行されるプロセスは、少数の固定されたものに限られます。VMware HyperArmorはポジティブ・セキュリティのベースラインを確立し、許可されていない実行ファイルやスクリプトを自動的にブロックします。ホスト上にすでに存在するスクリプトをインベントリ化して自動的に許可する一方、管理者は新たなスクリプトを承認できます。これにより、パフォーマンスへの影響を最小限に抑えながら、継続的な監視とコンプライアンスの遵守徹底を実現します。

  • ハイパーバイザー・レベルの多要素認証(MFA)

VMware HyperArmorは、MFA機能をESXのSSHログイン経路に直接統合します。ログインには、標準的なSSH認証情報に加えて、別途定義されたIDに紐付く時間ベースのワンタイムパスワードによる追加認証が必要です。攻撃者がフィッシングや認証情報の漏えいによってrootパスワードを入手しても、第2の認証要素がなければコマンドラインにアクセスできません。

IDC ソフトウェア開発・IT運用担当グループ・バイスプレジデント ステファン・エリオット(Stephen Elliot)氏コメント:

「攻撃者は自動化とAIを活用し、多くの組織がパッチを適用するよりも速くインフラストラクチャの弱点を悪用しています。つまり、多層防御はプライベートクラウドの基盤であるハイパーバイザーまで拡張されなければなりません。技術責任者は、本番環境を中断することなく、脆弱性にさらされる期間の短縮に役立つ予防的な制御を優先するとともに、外部エージェントやインシデント発生後の検知に頼らず、仮想化レイヤーをネイティブに強化するアプローチを重視すべきです」

VMware Cloud Foundation全体にわたる多層防御

VMware HyperArmorは、VCFの広範なセキュリティ機能と連携し、統合された多層的なアプローチを提供します。VCFは、集中型ID管理、保存データおよび転送中データの暗号化、VMware vSphere Live Patchなどの主要機能により、導入時点からセキュリティが強化されています。VMware vSphere Live Patchは、ワークロードを停止したり、ホストを完全なメンテナンスモードにしたりすることなく、ハイパーバイザーに重要な更新を適用します。

VMware HyperArmorは、プロセス実行を悪用する攻撃や認証情報の窃取をブロックすることにより、ハイパーバイザーにプロアクティブな保護レイヤーを新たに提供します。VMware vDefendは、マイクロセグメンテーションと、VCFワークロード向けの高度な脅威検知・防止機能により、強力なラテラルセキュリティを提供します。これらの機能では、ディープ・トラフィック・インスペクションを用いて、新たに出現するエクスプロイトをブロックし、ネットワークレベルの仮想パッチを適用します。VMware Avi Load Balancerは、WebおよびAPIトラフィックを保護するWAAP(WebアプリケーションとAPIの保護)機能を提供します。これらのレイヤーを組み合わせることにより、インフラストラクチャ、ネットワーク、ハイパーバイザーにわたる多層防御を実現します。