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Broadcom、VMware Cloud FoundationでNTTドコモのプライベートクラウド高度化を推進

Broadcom

半導体およびインフラストラクチャソフトウェアソリューションを設計、開発、提供するグローバルテクノロジーリーダーであるBroadcom Inc.(NASDAQ: AVGO、以下Broadcom)は本日、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と、ドコモのデジタルサービスを支えるプライベートクラウドの継続的な高度化に向け、10年間の長期包括契約を締結したことを発表しました。本契約は、AI利用の拡大やサイバー攻撃の高度化など事業環境が急速に変化するなか、ドコモがお客さまに安定したデジタルサービスを提供し続けることを支えるものです。

VMware(現Broadcom)は、ドコモが2019年にVMware Cloud Foundation(VCF)の利用を開始して以来、7年にわたりドコモと緊密に連携し、VCFを中核とするプライベートクラウドを構築・運用してきました。この連携を基盤として、今後、ドコモと長期的な技術ロードマップをすり合わせ、ドコモのサービス基盤を継続的に高度化します。

本契約は、VCFをはじめとするVMware製品*1のライセンス、技術支援および保守サポートを対象とする、国内初*2の10年間の長期包括契約です。

本契約を通じて、Broadcomはドコモが大規模インフラの運用で培ってきた知見と自社の技術およびエンジニアリングリソースを組み合わせ、ドコモのサービス基盤の継続性、安全性および提供スピードのさらなる向上に共に取り組みます。

重点領域

BroadcomはVCFを中核として、以下の3つの領域で技術連携と運用の高度化を支援します。

1. 継続性:サービスの高可用性

VCFを活用することで、サービスを継続したままシステムの更改や保守を迅速に行える環境を強化します。サーバー、ストレージ、ネットワークを統合的に管理し、設備増設や容量拡張に柔軟に対応することで、将来のサービス成長を支えます。さらに、利用状況に応じてシステムリソースを自律的に最適配置・拡張することで、アクセス集中時でも安定したサービス品質を維持します。加えて、最高水準のSLOを備えた「VCF Forte Support」により、システムの継続的な運用を支えます。

2. 安全性:セキュリティ強化とサイバーレジリエンス

高度化するサイバー攻撃やAIを悪用した新たな脅威に対し、VCFによるパッチを速やかに適用する機能や予兆検知機能を活用し、継続的なセキュリティ対策を一層強化します。また、VCFによりシステム全体の状態を常に把握するとともに、AIOpsに取り組むことで、異常の早期発見と迅速な対応につなげます。さらに、専任のSupport Account Manager(SAM)およびTechnical Account Manager(TAM)との緊密な連携により、最新技術やセキュリティ対策をいち早く取り入れます。

3. 俊敏性:サービス提供の迅速化

VCFのKubernetesランタイムであるVMware vSphere Kubernetes Service(VKS)を活用し、仮想マシンとコンテナを共通の基盤上で運用するとともに、開発・運用の自動化機能により、開発環境の準備からサービス提供までを効率化します。開発・テスト・リリースプロセスの自動化により、新しいサービスや機能をより短いサイクルで展開し、お客さまのニーズや市場環境の変化に迅速に対応します。

今後の展開

Broadcomは、今回の長期包括契約を基盤として、既存システムの安定運用にとどまらず、ドコモのサービス基盤を、仮想マシン、コンテナ、AIを統合する次世代のプラットフォームへと進化させていきます。

両社は、VCFを基盤としたプライベートクラウドのもと、AIによる運用の自動化・高度化を共に推進し、サービス品質と提供スピードのさらなる向上に貢献します。

さらにBroadcomは、AI利用の拡大やAIによる新たな脅威、6G・IOWNなど、今後想定されるテクノロジーと事業環境の変化を見据え、ドコモのサービス基盤が新しい技術を柔軟に取り込みながら進化し続けられる環境を共に築いてまいります。

エグゼクティブコメント

株式会社NTTドコモ サービスデザイン部 部長 石丸 浩氏 コメント

「ドコモでは、お客さまに安心してデジタルサービスをご利用いただくため、サービス基盤の安定性と安全性を確保するとともに、技術や市場環境の変化に柔軟かつ迅速に対応できる基盤の高度化を進めています。VMware製品は長年にわたり当社のシステムで活用しており、今回の長期包括契約を通じて、Broadcomとの技術連携をさらに強化していきます。今後も、既存サービスの安定した提供を継続しながら、AIの活用拡大など将来の技術進化も見据え、お客さまへ新たな価値をより迅速かつ安定的に提供できるサービス基盤の実現をめざしてまいります。」

Broadcom VMware Cloud Foundation Division チーフ プロダクト オフィサー Paul Turner コメント

「日本の社会インフラとデジタルライフを支えるドコモと、次の10年を見据えた長期的な取組みで、引き続きパートナーとして歩めることを大変光栄に思います。ドコモには2019年からVMware Cloud Foundationをご利用いただき、7年にわたって強固な技術連携を築いてまいりました。今回の合意は、この関係をさらに発展させるものであり、ドコモのサービス基盤を長期的な視点で継続的に高度化していくという、両社の協力関係を示すものです。BroadcomはVMware Cloud Foundationを中核に、仮想マシンやコンテナに加え、将来的にはAIワークロードも共通の基盤で稼働させるプライベートクラウドを提供します。当社のエンジニアリングチームはドコモの皆さまと緊密に連携し、NTTドコモが今後も安全で信頼性の高いデジタルサービスを迅速に提供し続けられるよう取り組んでまいります。」

注釈・会社概要

※1:対象となるVMware製品および関連する技術支援・サポートには、以下を含みます。

VMware Cloud Foundation、VMware Avi Load Balancer、VMware vDefend、VMware Tanzu Platform、Support Account Manager(SAM)、Technical Account Manager(TAM)、VCF Forte Support

※2:日本国内におけるVMware製品のライセンス、技術支援および保守サポートを対象とした10年間の包括契約として。2026年10月20日時点。