Zept株式会社、ステーブルコイン決済の請求・入金管理を一元化する「JP Stablecoin Invoice(JSI)」を開発
Zept株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:榎 公志)は、ステーブルコイン「JPYC」を活用した請求・決済・入金管理を一元化するプラットフォーム「JP Stablecoin Invoice(JSI)」を開発しました。
JSIは、JPYCによる請求書の発行から、ブロックチェーン上の取引検知、請求情報との自動照合・消込、領収書発行、入金記録の保存、月次レポートの出力までを一つの業務フローで管理するサービスです。
ステーブルコインの活用が広がるなか、企業が実際に導入するためには、送金や決済だけでなく、その後の入金確認や証憑管理、会計処理までを効率的につなぐ仕組みが必要です。
ZeptはJSIを通じて、「支払い手段が増えても、経理業務の負担を増やさない」 環境の実現を目指します。
ステーブルコインによる送金はブロックチェーン上で行えますが、企業の経理業務では、決済後にもさまざまな作業が発生します。
例えば、入金された金額と請求金額の照合、請求ごとの入金消込、領収書の発行、取引記録の保存、月次資料の作成などです。
特に取引件数が増えると、ウォレットの取引履歴を確認し、送金額や取引日時、トランザクションハッシュなどを請求情報と突き合わせる必要があります。請求書管理システムや表計算ソフト、メールなどに情報が分散すれば、確認作業や記録の手間も増加します。
こうした課題に対し、JSIはブロックチェーン上の取引情報と従来の経理業務をつなぎ、請求から入金管理、証憑の整理、月次報告までを一元化する仕組みとして開発されました。
1.JPYCによる請求書発行と支払い
請求内容を登録し、支払い用QRコードを付与した請求書を発行します。取引先は請求内容を確認し、QRコードから指定されたウォレットへJPYCを送金できます。
2.ブロックチェーン上の取引検知と自動照合・消込
ブロックチェーン上の取引情報を取得し、送金先や金額などの情報を請求データと照合します。一致が確認された入金を請求情報に紐づけ、手作業による照合作業の削減を目指します。
3.領収書の発行と入金記録の一元管理
入金確認後、取引情報に紐づいた領収書を発行します。請求書、入金額、送金元・送金先ウォレット、取引日時、トランザクションハッシュなどをまとめて管理し、後から取引内容を確認しやすくします。
4.月次レポートの出力
請求・入金・消込・領収書などの情報を整理し、月次レポートとしてPDF/CSV形式で出力する設計です。入金済み・未入金の状況や取引記録を確認しやすくし、経理担当者や税理士・会計事務所への情報共有を支援します。
5.JPYCの取引履歴を円ベースで把握
JPYCの保有・移転・償還などの履歴について、円ベースで確認しやすい形に整理することを目指しています。ブロックチェーン上の取引情報を、企業の経理実務で扱いやすい情報へつなげます。
JSIでは、次の業務フローを一元管理することを想定しています。
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請求内容を登録し、請求書を発行
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取引先がQRコードからJPYCで支払い
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ブロックチェーン上の取引を検知
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請求情報と入金情報を照合し、消込
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入金確認後に領収書を発行
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取引情報と入金記録を保存
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月次レポートをPDF/CSV形式で出力
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経理担当者や税理士・会計事務所へ共有
これにより、決済のたびにウォレット履歴を開き、取引情報を転記し、請求書一覧と手作業で突き合わせるといった業務の削減を目指します。
また、取引ごとのトランザクションハッシュを保持することで、必要に応じてブロックチェーン上の記録に遡り、取引内容を確認しやすくします。
JSIは、ステーブルコインを単発の送金手段として使うだけでなく、継続的な請求・入金管理に組み込むことを想定しています。
・法人間取引の請求・入金管理: 取引先への継続的な請求や月次精算
・個人事業主・フリーランスの請求業務: 業務委託費などの請求と入金確認
・Web3関連サービス: サービス利用料やデジタル商材の代金回収
・イベント・コミュニティ運営: 参加費や利用料の決済管理
・継続的なJPYC決済: 複数の入金を月次でまとめて確認・管理する業務
JPYCによる支払いを導入する事業者が、決済だけでなく、その後の経理処理まで見据えて運用できる環境を目指します。
JSIが担うのは、税務判断そのものではなく、会計処理へ渡す前段階の情報整理です。
オンチェーン上の取引情報を請求データと紐づけ、「誰に、何を、いくら請求し、どの取引で入金され、どの証憑が存在するか」を整理することで、経理担当者による確認や税理士への資料共有を支援します。
会計ソフトとの連携については、freee、マネーフォワード クラウド会計、弥生会計などへの取り込みを想定した機能拡張を今後検討していきます。
※会計ソフトとのAPI連携は今後の機能拡張として検討するものであり、現時点での対応を保証するものではありません。また、本サービスは税務判断や確定申告書の作成・提出を代行するものではありません。
JSIは、利用者のウォレットや秘密鍵を預からない非カストディ型を前提とした設計を想定しています。また、APIキーや暗号化による通信・データ保護、役割に応じたアクセス権限管理、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応を見据えた証憑管理を設計方針としています。
今後は、MVPでJPYCを中心とした請求・入金管理からスタートし、実際の利用状況や企業の経理フローを踏まえながら、以下のような機能拡張を検討します。
◆対応するステーブルコイン・ネットワークの拡大
◆会計ソフトとのAPI連携
◆請求書・領収書テンプレートの拡充
◆複数部門・複数担当者向けの権限管理
◆入金差額や期限超過などの例外処理支援
◆証憑・取引データの検索性向上
◆月次・年次レポート機能の拡張
◆税理士・会計事務所との共有機能の強化
Zeptは、ステーブルコイン決済を既存の経理フローから切り離すのではなく、請求・入金確認・記録・共有までを一つの流れとしてつなぐことで、企業がステーブルコインを実務で扱いやすい環境の構築を進めていきます。
ステーブルコインを企業が日常的に使うためには、支払いができることだけでは不十分です。
請求、入金確認、消込、領収書、月次資料まで、既存の経理業務につながる仕組みが必要だと考えています。
JSIでは、ブロックチェーンの透明性や追跡性を活かしながら、経理担当者や税理士が扱いやすい形に変換することを目指しています。
支払い手段が増えても業務負担は増やさない。そのための基盤としてサービスを育てていきます。
Zept株式会社
代表取締役社長 榎 公志
ブロックチェーンを活用すれば、取引の記録や追跡をデジタル化できます。
しかし、それだけで企業の業務が効率化されるわけではありません。
実際の現場では、取引の記録を確認するだけでなく、それがどの請求に対する入金なのかを特定し、領収書や会計資料と紐づける必要があります。
私がJSIの開発で重視したのは、ブロックチェーン上のデータを扱えること自体ではなく、そのデータを経理担当者が日常業務の中で自然に使える形にすることです。効率化するテクノロジーを導入するために、利用者が新たな手間を負うのでは本末転倒です。
テクノロジーの可能性を、実際に使う人にとっての便利さへとつなげる。
JSIを通じて、ステーブルコインが特別な知識を持つ人だけのものではなく、企業の普段の業務で活用できる仕組みを実現していきたいと考えています。
Vibe creator. Giry
・サービス名: JP Stablecoin Invoice(JSI)
・開発・提供: Zept株式会社
・対象: ステーブルコインを利用した請求・決済・入金管理を行う事業者
・主な対象通貨: JPYC
・主な機能: 請求書発行、JPYC支払い、ブロックチェーン取引検知、自動照合・消込、領収書発行、入金記録、月次レポート出力、経理担当者・税理士への情報共有
Zept株式会社は、兵庫県姫路市を拠点に、生成AI・デジタル技術を活用した企業の業務改善やDX・AX支援を行っています。
AI研修、生成AI活用支援、企業ごとの業務課題に合わせたAIツール・システムの企画、開発、実装までを支援しています。
<問い合わせ先>
運営会社:Zept株式会社
代表者: 代表取締役社長 榎 公志
所在地:〒670-0948 兵庫県姫路市北条宮の町385永井ビル603・604
電話番号:079-240-8959(受付時間9:00~17:00)
担当:岸
メールアドレス:[email protected]
ホームページ:https://www.zept7.com