Nyx Foundation、富山県南砺市のふるさと納税を活用した補助対象事業に採択。研究を地域の未来につなぐ。
一般社団法人 Nyx Foundation(所在地:東京都文京区)が提案した「デジタル技術を活用した井波地域文化資源の魅力発信及び販路開拓実証事業」が、富山県南砺市の「ふるさと納税等の寄附を活用した補助金」の対象事業に採択されました。
いつか南砺市を訪れたとき、自然と伝統とテクノロジーが溶け合う町の風景や、そこで生き生きと働く人々の姿を見て、「あの未来の始まりを、ともにつくった」と思っていただけるように。
その最初の一歩を、南砺市の井波彫刻から始めます。
※ 寄付方法についてはページの最後に触れております。
1. 研究所「Nanto」構想の第一歩
私たちは2026年2月、富山県南砺市に研究所「Nanto」を建設する構想を発表しました。
目指すのは、インパクトのある研究成果を生み出し続け、その社会実装を通じて、社会に大きな変化をもたらす研究所です。
南砺市には、豊かな文化と美しい自然があります。同時に、地域が抱える課題も明確で、その解決に向けて行動する人々がいます。私たちは、こうした環境が、研究と社会実装を結びつけるうえで大きな強みになると考えています。
地域に身を置き、新しいテクノロジーを研究し、その成果を地域から社会全体へと広げ、社会課題の解決につなげていく。本実証は、この構想を具体化する最初の取り組みです。
2. 現場で見えてきた市の課題
研究所「Nanto」の構想を進める中で、2025年12月以降、私たちは南砺市を繰り返し訪れ、地域の方々からお話を伺ってきました。
挙げられた課題は、人口減少や高齢化、地域産業の衰退、移動手段の不足など多岐にわたります。
こうした課題に向き合うためには、南砺市に関心を持ち、継続的に関わる人を増やすことが大切なのではないか。私たちは、その入り口の一つが伝統工芸にあると考えました。
長い年月をかけて受け継がれてきた技術には、その土地ならではの歴史や文化が反映されています。その魅力を広く届けることは、地域を知り、訪れ、関わるきっかけになり得ます。
そこで注目したのが、井波彫刻です。高度な技術を受け継ぐ井波彫刻は、町の文化や景観、暮らしを支えてきた伝統産業です。一方で、建築様式や生活様式の変化に伴う従来の需要の減少や、後継者不足といった課題に直面しています。
3. 井波彫刻の課題
井波彫刻に関わる方々との対話を通じて、気づきを得ました。
それは、図面をもとに彫刻を制作する技術と、新しい用途やデザインをゼロから考え、図面に落とし込む力は異なるということです。
井波彫刻では、初めのデザインから最後の納品までを、職人ひとりが担うため、彫刻以外にも多くの時間と労力を割く必要があります。
ある関係者の方からは、
「職人の高齢化もあり、現代社会に合った新しい用途やデザインをゼロから考えることが大変すぎる。皆さんにはぜひ、従来の枠にとらわれずに現代の暮らしや用途に合うコンセプトを考えて世の中の反応を確かめてほしい、需要がありそうなものが見つかれば職人たちと一緒に形にしてほしい」
という言葉をいただきました。
私たちは、こうした声に応えるため、デジタル技術を活用してアイデアの具体化と需要の検証にかかる負担を減らし、職人の技術を新たな仕事につなぐ方法を探っていきます。
4. 伝統技術とテクノロジーを掛け合わせる
今回活用するのが、私たちが研究を進めてきた「3Dバイブコーディング」です。
文章による指示をもとにAIが3Dモデルを生成し、その形状を確認しながら修正を重ねていく技術です。これを、井波彫刻の新しい用途やデザインの探索に応用します。
例えば、現代のインテリアや楽器、仏具、建築空間など、井波彫刻の技術が生きる可能性のある領域を検討します。
実証は、次の流れで進めます。
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アイデアを具体化する:3Dバイブコーディングの基盤を整え、さまざまな用途やデザインのアイデアを3Dモデルとして可視化します。
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関心や反応を確かめる:生成したモデルをSNSで発信し、どのような用途やデザインに関心が集まるかを分析します。
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職人と実現可能性を検討する:反応のよかった案について、職人の方々と制作上の課題や実現可能性を検討し、実際の作品づくりにつなげます。
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実物を購入し、発信する:実現可能性のある作品は購入し、制作過程も含めてさらに発信します。需要があれば翌年度には商品化も検討します。
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誰でも使える形で公開する:3Dモデル生成に用いた実装やプロンプトはオープンソースとして公開し、動画として発信するまでの手順や実証結果も共有します。
SNSでの反応を手がかりに、制作の実現可能性と需要の両面を検証する。その積み重ねを通じて、井波彫刻の新たな可能性を発掘・発信し、職人への制作依頼や販路の開拓につなげていきます。
5. これからのまちづくり
私たちが目指すのは、受け継がれてきた文化や自然と、現代のテクノロジーが共存する、魅力的なまちづくりです。
伝統的な彫刻技術が新しいデザインや機能と出会い、これまでになかったものづくりが生まれる。職人やデザイナー、エンジニア、研究者が協働し、次の挑戦が始まる。
そうした挑戦が産業を育て、人や資金を呼び込み、さらに新しい挑戦を生み出していく。その積み重ねが、町の文化や暮らしを豊かにしていくと考えています。
地域に関わる人や資金が増えることは、空き家や移動手段の不足、担い手不足など、ほかの課題に向き合う力にもなります。
さらに、こうした取り組みが各地に広がれば、地域ごとに異なる魅力や産業が育ち、人々が暮らす場所をより自由に選べる社会につながっていくはずです。
その未来に向けた一歩を、南砺市から踏み出します。
6. ふるさと納税で、この挑戦をともに
本実証には、個人の方はふるさと納税を通じて、企業の皆さまは企業版ふるさと納税を通じてご支援いただけます。寄附の方法や税制上の取り扱いなど、詳しくは各案内ページをご確認ください。
私たちは、支援してくださる皆さまとともに、この地域の未来をつくっていきたいと考えています。
いつか南砺市を訪れたとき、自然と伝統と新しい技術が溶け合う町の風景や、そこで生き生きと働く人々の姿を見て、「あの未来の始まりを、ともにつくった」と感じていただける。そんな挑戦にしたいと思っています。
その土地らしい文化や暮らしを大切にしながら、テクノロジーの力で新たな可能性を切り拓き、未来へとつないでいく。
その可能性を、ともに実現しませんか。皆さまからの寄附が、その最初の一歩を支えます。
7. 寄付方法について
個人の皆さまへ
こちらのページの「お礼の品を選んでこのプロジェクトへ寄付をする」を選択していただき、その後決済などを済ませていただければ私たちに寄付をしたことになります。
企業の皆さまへ
本プロジェクトへの寄附は、南砺市の公式ウェブサイトをご確認のうえ、企業の皆さまから直接お申し込みいただくことが可能です。
一方、企業版ふるさと納税の活用にあたっては、以下のような疑問や確認事項が生じることもあります。
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どの程度の節税効果が見込めるのか
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税制優遇を受けるために、どのような手続きが必要なのか
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寄附の申込みから税額控除の適用まで、どのような流れになるのか
こうした点についてご不明なことがある場合や、手続きに不安がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
制度のご説明や寄附額の検討から、寄附に必要な各種手続きまで、一貫して無償でサポートいたします。
寄附を具体的に検討されている企業様はもちろん、まずは制度やプロジェクトについて話を聞いてみたいという段階でも、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先
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Nyx Foundation
Nyx Foundationについて
一般社団法人Nyx Foundation(所在地:東京都文京区)は、Ethereum・ブロックチェーンに特化した私設の研究機関です。形式検証とセキュリティを専門領域とし、次世代プロトコルの安全性向上に取り組んでおります。
すべての活動資金は寄付・研究助成金・スポンサーシップによって支えられております。Ethereum Foundationやブロックチェーン企業・大学との連携を進め、Financial Cryptography 2026 DeFi Workshopでの論文採択、ICLR 2026 Agents in the Wild Workshop採択、Ethereum次期アップグレード「Fusaka」監査コンテストでの脆弱性発見数世界第1位、イーサリアム財団研究助成金採択など、国際的な学術成果と実績を上げております。