【加賀温泉郷】秋の旅はしっとりと芸術を愛でて過ごす 九谷焼と珠洲焼~加賀と能登をつなぐ美のこころ
深まる秋。
加賀温泉郷の山代温泉、山中温泉で開催される2つの企画展をご案内します。
九谷焼と珠洲焼、それぞれの美をご堪能ください。
古九谷の再興を目指して大聖寺の豪商吉田屋伝右衛門により築かれた窯が山代温泉に移築されて今年で200年。商人でありながら苗字帯刀を許され、絵画・書・和歌など武士の豊かな教養を身につけていた伝右衛門は、儲けのためではなく文化の継承として九谷焼の再興を目指しました。
今回の展示を通して、後世に残して恥じない製品作りにこだわった伝右衛門の心意気を知っていただければ幸いです。
開催期間: 令和8年10月7日(水)~ 令和9年1月18日(月)
開催地: 九谷焼窯跡展示館
問合せ: 九谷焼窯跡展示館 TEL0761-77-0020
※画像提供 九谷焼窯跡展示館
石川県金沢市を拠点に活動する、陶芸作家の芝雪氏の個展を開催いたします。
本展では、花器、酒器、器類、茶道具など、約100点の出展を予定しております。この機会に、ぜひお立ち寄りください。
<作家コメント>
能登の風土・民俗・文学、古陶の珠洲焼に影響を受け、遠い昔の珠洲の風景、幼少期の情景、能登半島地震・豪雨による自然の変化、これらが自分の中で層となり制作しています。
地震後よく聞いた言葉に「あたわり」という言葉があります。北陸地方を中心に使われる言葉で、宿命、運命、天から与えられたものといった意味です。人生で起こることすべてがあたわりであり、それは天から与えられたもので決して悪い意味だけではないと、能登の人らしさを感じました。私にとって、珠洲の土も、炎も、地震があったこその出会いもあたわりです。
使い手に風土・記憶・素材の物語をそっと語る焼き締めの器や花入。大切な日々の暮らしの中で、気づいたらそこにある控えめな佇まいの作品を、理想のかたちとしています。日常の器や、かつて花月の棟に滞在した作家・川端康成の文学をテーマに制作します。ご高覧いただければ幸いです。(芝雪)
開催期間: 令和8年10月21日(水)~11月17日(火)
開催地: 加賀依緑園
問合せ: 加賀依緑園 TEL0761-71-2683
【加賀温泉郷の観光に関するお問い合わせ】
加賀市観光情報センター KAGA旅・まちネット
TEL 0761-72-6678(8:45~17:30)/ 年中無休
公式サイト:https://www.tabimati.net
【記事作成】
一般社団法人加賀市観光交流機構
TEL0761-72-0600(8:30~17:15)/平日のみ
公式サイト:https://kaga-kikou.jp/