日立製作所デジタルシステム&サービス人事総務部門、「BOOST」をテスト導入。人的資本経営の実践として、4階層・約60名のストレス10.0%改善、エンゲージメント9.3%向上など多数指標で改善を確認。

Boost Health株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:芳賀 彩花、以下 Boost Health)は、株式会社日立製作所(以下、日立製作所)デジタルシステム&サービス人事総務部門へ、タレントサクセスサービス「BOOST」をテスト導入しました。
BOOSTは、認知行動療法(CBT)をベースに設計されたAIツールによる週次セルフセッションと、専任コーチによる月次1on1を組み合わせ、個人の行動変容を仕組み化するサービスです。
2026年1月から3月にかけての9週間、一般社員から部長職まで計約60名が参加。事前・事後の定量測定を組み込んだ体系的な設計のもとBOOSTプログラムを実施。結果、約3カ月の短期間で、エンゲージメント・ストレス・ストレス対処力・生産性指標であるプレゼンティズムなどほとんどの指標で全体改善が確認されました。
なお、本取り組みの結果を踏まえ、今後の活用可能性について検討していく予定です。
■ 実施背景
日立製作所 デジタルシステム&サービス人事総務部門では、変化の激しいビジネス環境において「自律的に課題を乗り越え、成長し続ける人財」の育成を重要な経営目標として捉えてきました。
従来の集団型研修は効率的に学習機会を提供できる一方で、個々人の状況やキャリア志向に応じた支援の高度化が求められていました。
一方、個別対応は個人に寄り添える反面、質や再現性の担保が重要なテーマとなっています。
こうした背景のもと、「質の高い支援を標準化しながら個別最適に届ける」という人財育成の進化に向け、事前・事後の定量測定を組み込み、BOOSTのテスト導入を実施しました。
■ 実施概要
担当・主任・課長・部長層の約60名を対象に、月1回の専任コーチとの1on1面談(計3回)と週15分のAIセルフセッションを約3カ月間実施しました。
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対象者 |
担当・主任・課長・部長層 計約60名 |
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実施期間 |
2026年1月〜3月(9週間) |
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プログラム内容 |
月1回の専任コーチとの1on1面談(計3回)+AIツールによる週次セルフセッション |
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目的 |
自律型人財の育成・レジリエンス向上・エンゲージメント改善・プレゼンティズム向上 |
■ 主な実施結果
全体(分析対象 約60名)において、全測定指標10項目中8項目が改善し、特にエンゲージメント向上・ストレス軽減が顕著に見られました。他にも、ストレスへの対処力や生産性指標であるプレゼンティズムの向上が確認されました。
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指標 |
結果 |
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エンゲージメント |
9.3%向上 |
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心理的ストレス(K6) |
10.0%改善 |
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ストレス対処力(6項目合計) |
4.3%向上 |
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プレゼンティズム(生産性指標) |
0.8%改善 |
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全体満足度 |
91.0% |
※ エンゲージメントは「新職業性ストレス簡易調査票」、ストレス対処力は標準化尺度に基づく項目を使用。数値はBOOSTプログラム実施前後の比較による(n=64、人事担当2名・外れ値1名除外)。
役職別にみると、担当層ではエンゲージメントが10.0%向上、課長層では心理的ストレスが16.0%低下するなど、役職ごとに異なる改善が確認されました。年次・役職に関わらず、当人の課題に合った形で変化が起きるというBOOSTのアプローチの再現性を示す結果となっています。
また、担当層においてBOOSTプログラムでの取り組み目標として「組織やチームの改善」を掲げた参加者の比率は約3カ月間で31%増加。BOOSTを通じた内省が、自己理解の深化、行動の後押し、そして組織への貢献意欲の向上に紐づいた結果と考えられます。
■ 3カ月の変化(具体例)
ストレスやエンゲージメントの数値改善にとどまらず、担当から部長まで、自らの課題を言語化し、行動を起こす「自律人財」への変化が各所で確認されました。
参加者に見られた変化の一部をご紹介します。
担当・主任では、業務負荷が高い中で、自身の働き方を見つめ直す必要性を感じていたケースが見られました。週次の振り返りと月次のコーチとの対話を重ねるうちに、自分から動けば状況は変えられる、という感覚が育ち、プログラム後半では、周囲の業務を引き取って貢献の幅を広げたり、将来こうありたいという姿を自分の言葉で語れるようになったという声も聞かれました。
管理職では、部下の育成や業務の時間配分において、更なる最適化の余地を感じていたケースが散見されました。利害関係のない社外コーチとの対話が、自分のリーダーシップの癖への気づきにつながったという声や、タスク管理の仕方を見直して働き方の改善に踏み出せたという声も聞かれています。
いずれも、一律のゴールではなく一人ひとりの課題に沿って変化が生まれました。
※ 記載内容は、参加者に見られた変化の傾向を、個人が特定されないよう一般化・編集したものです。
■ 担当者コメント
株式会社日立製作所 デジタルシステム&サービス人事総務部門/楠 康治 様・佐々木 優太郎 様
今回の取り組みでは、「個人ごとの課題に合わせた支援を、どこまで再現性高く届けられるか」をテーマに設計しました。
実際に運用して感じたのは、週次の内省とコーチとの対話を組み合わせることで、参加者一人ひとりの中にある課題意識や行動の変化が、無理なく引き出されていく点です。特に印象的だったのは、役職や年次に関わらず、それぞれ異なる形で変化が現れたことです。
短期間の取り組みではありますが、「個別最適」と「一定の再現性」を両立できる可能性を実感できたことは、大きな収穫でした。今後も、現場で活用できる形で検証を重ねていきたいと考えています。
Boost Health株式会社 代表取締役CEO/芳賀 彩花
今回の取り組みは、人的資本経営の先進的な実践事例として、業界全体へのメッセージになると感じています。
役職や部門が違っても、人はそれぞれに課題や悩みを抱えています。もっと成長したい、チームをうまく動かしたい、自分の可能性を広げたい。そういった一人ひとりの内側にある力を解放することが、BOOSTのミッションです。一般社員から部長職まで、これだけ多様な層に変化が生まれたことを、私自身とても嬉しく思います。
BOOSTは、社員のポテンシャルを組織の成果へと変換する企業様の取り組みを、これからも誠心誠意伴走してまいります。
■ 導入パートナー企業様を募集しています
BOOSTは現在、人的資本投資のROIを数値で証明したいエンタープライズ企業との共同実証を拡大しています。行動ログ・ストレス指標・生産性指標を統合し、「人材施策が企業価値に与える影響」を定量的に可視化します。
「管理職依存ではない自律型人材育成モデルを確立したい」
「人材投資の効果を経営指標として示したい」
そのような企業様からのお問い合わせをお待ちしています。
お問い合わせ先:[email protected]
■ AIとコーチによる伴走型タレントサクセスサービス「BOOST」について
「BOOST」は、認知行動療法(CBT)のエビデンスに基づき「AIとプロコーチによる内省および行動変容」を実現するタレントサクセスサービスです。配置された人材が確実に活躍し続けるための支援を仕組み化しています。
課題の要因特定から行動変容、振り返りまでのプロセスを型化することで、全社員へ高品質な支援を再現性高く提供します。「採用・配置(タレントマネジメント)」と「人材の活躍(タレントサクセス)」の間に生じる空白を埋め、人的資本投資のROI(投資対効果)を可視化・最大化します。
■ Boost Health株式会社について
Boost Healthは、『働くココロを前向きに。企業のパフォーマンスを上向きに。』をビジョンに掲げ、認知行動科学とAI技術を組み合わせた、企業向けタレントサクセスサービス「BOOST」を提供しています。
社員一人ひとりが自律的に課題に対処し、持続的に成果を出し続けられる組織づくりを支援します。
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会社名 |
Boost Health株式会社 |
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所在地 |
東京都中央区銀座一丁目22番11号2階 |
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代表者 |
代表取締役CEO 芳賀 彩花 |
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事業内容 |
AI×コーチ×認知行動科学のタレントサクセスサービス「BOOST」の開発・提供 |
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URL |
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お問い合わせ |
広報担当 勝山 / [email protected] |
【本件に関するお問い合わせ先】
Boost Health株式会社 広報担当 勝山
E-mail:[email protected]