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信じる前に、一次情報で確かめる。「ファクトチェックAI」がWeb版を公開、PCのブラウザで記事や資料の数字・主張の裏付けを確認

ワイズ合同会社(本社:東京都港区、代表社員CEO:水野有平)は、文章に含まれる事実に関する主張を一次情報まで遡って照合する「ファクトチェックAI」のWeb版を公開しました。これまでのiOS・Androidアプリに加え、PCのブラウザから利用できます。

ファクトチェックAIは、法令や政府統計などの公開元に直接たどり着き、根拠の一文を、出典へのリンクとともに示します。Web版では、出典の根拠箇所を強調表示する機能に加え、確認結果の印刷・PDF保存や、SNSでの共有にも対応しました。スマホアプリと同じアカウントで、利用回数(クレジット)と確認結果を共通で使えます。

「信じる前に。広める前に。提出する前に。」をコンセプトに、AIで作成した資料を提出する前の確認や、受け取った資料・記事の数字の確認など、仕事や調べものでのPCからの利用を想定しています。

代表コメント

インターネットの普及とともに情報が増え続ける中、必要な情報を探す検索エンジンや、コンテンツを管理する仕組み(CMS)が、その活用を支えてきました。私自身、YouTube日本代表として動画ビジネスに携わる中で、膨大なコンテンツを扱う仕組みの重要性を実感してきました。

そしていま、生成AIによって、誰もが短時間で大量の文章を生み出せるようになりました。文章があふれるこの時代に必要なのは、そこに書かれたことが事実に基づいているのかを確かめる仕組み、いわば「ファクト検証エンジン(Fact Verification Engine、FVE)」だと考えています。

その考えを形にしたのが「ファクトチェックAI」です。AIを活用し、日本の法令・国会会議録・政府統計などの一次情報まで遡って、文章に含まれる主張を原典と照合するFVEを中核に開発しました。

(ワイズ合同会社 代表社員CEO 水野有平)

Web版公開の背景

これまでの法令・条例、国会会議録・質問主意書と答弁書、閣議決定、政府統計、各省の大臣記者会見録・首相談話、政党の公約、学術論文、国際機関や外国政府の公表資料などに加え、新たに、歴代内閣と閣僚などの名簿(第1次伊藤博文内閣から現在までの105代)、帝国議会の会議録(1890〜1947年)、国立国会図書館の典拠データによる人物の実在と生没年、青空文庫の文学作品の本文、完全失業率(1953年からの年平均)などを新たに照合できるようになりました。対象は今後も順次拡充していきます。

AIで作成した資料や、受け取ったレポートの確認は、PCで行うことも多いため、PCのブラウザだけで、登録から確認・購入までできるWeb版を公開しました。

ファクト検証エンジン(FVE)の仕組み 

生成AIは確率にもとづいて動く仕組みのため、AIに調べさせるだけでは、根拠となる一次情報に毎回確実にたどり着けるとは限りません。そこでFVEでは、AIの判断だけに頼らず、生成AIによる理解・推論と、ルールに基づくコードによる検証・制御を交互に何層も重ねて、法令・国会会議録・政府統計など公的機関が公開する一次情報をたどり、照合します(当社では「ミルフィーユAI方式」と呼んでいます)。

一次情報にたどり着けなかった場合や、根拠が十分に確認できない場合は、無理に結論を出さず「裏付け確認できず」として、調べた範囲とともに示します。数字が資料に書かれているかだけでなく、「30年で70倍」のように起点の取り方で結果が変わる数字の使い方や、引用された論文が実在し、撤回されていないかも確かめます。結果には、「正しい/誤り」ではなく「主張と資料の関係」を示す6種類のラベルを付けます。

✓ 資料と一致
≒ おおむね一致
× 資料と一致せず
↔ 資料・見解が分かれる
? 裏付け確認できず(どこまで調べたかをあわせて表示)
― 事実確認の対象外(意見・評価・将来の見通しなど)

使い方と料金

対応:Web(PCのブラウザ)/iOS/Android
アカウント:Apple または Google でサインイン
無料:はじめての方には3クレジットを無料で付与します(無料分に有効期限はありません)
1回に検証できる文字数:400字(購入したクレジットの残高がある場合は600字、バリューパックの残高がある場合は800字)
長い文章:最大4万字まで貼り付けられ、文の切れ目で区切って冒頭から順に確認します
出典の強調表示:PDFやWebページの出典が対象です(対応しているブラウザのみ。表計算形式の資料や、文字を検索できないPDFなどは対象外)
クレジットの使い方:通常の投稿は1回の確認で1クレジットです。論点が多い文章は、論点の数に応じて2〜3クレジットになることがあります(現在は論点14件ごとに1クレジット)。

クレジットパック

  • スターターパック 4クレジット 300円(税込)

  • スタンダードパック 12クレジット 800円(税込)

  • バリューパック 34クレジット 2,000円(税込)

Web版の公開にあわせて価格を見直し、1クレジットあたりの価格を引き下げました。Web版ではクレジットカードで、アプリではアプリ内課金で購入でき、価格は共通です。購入したクレジットの有効期限は、購入日から6か月です。

所要時間:確認にかかる時間は、文章の長さや論点の数によって異なりますが、目安はおよそ1〜4分です。

プライバシーと著作権への配慮

貼り付けた文章は確認の処理のために送信されますが、当社では処理の完了後に入力の全文を保存しません。貼り付けた文章そのものは、入力したブラウザや端末の中にだけ保存されます(スマホで貼り付けた文章はPCには表示されません)。

確認結果を共有するときは、公開リンクを作成します。リンクを知っている人は誰でも確認結果を見られますが、貼り付けた文章そのものは共有されません。

確認結果に載せる資料の引用は、根拠を示すのに必要な範囲にとどめ、出典へのリンクで原典へご案内します。インターネット上の記事を集めて蓄積するサービスではありません。

サービスの考え方 

ファクトチェックAIの役割は、何が書かれているか・誰が何を言ったかを、一次情報と照合して示すところまでです。意見や評価の正しさは判定せず、最終的な判断は使う人に委ねます。医療・法律・金融などの専門的な判断が必要な内容については、資料に何が書かれているかを示したうえで、専門家への相談をおすすめする注記を添えます。

本サービスは民間のサービスであり、政府機関ではありません。また、Google LLC(YouTubeを含む)の提携・後援を受けたものではありません。

確認結果や出典について資料に基づくご指摘がある場合は、お問い合わせ窓口([email protected])で受け付けています。

今後の展開

照合の対象となる一次情報を、引き続き拡充していきます。あわせて、ファクト検証エンジン(FVE)を、企業のシステムに組み込めるAPIとして提供することを検討しています。法人でのご利用に関するお問い合わせは、[email protected] で受け付けています。

ご利用方法

Web版:https://factcheckai.jp
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id6806619432
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.factcheckai.app

代表者プロフィール

水野有平(みずの ゆうへい) ワイズ合同会社 代表社員CEO
グーグル合同会社執行役員、YouTube日本代表を経て、ワイズ合同会社を設立。ファクトチェックAIの企画・開発を手がける。

会社概要

会社名:ワイズ合同会社
代表者:代表社員CEO 水野有平
所在地:〒106-0032 東京都港区六本木3-16-12 六本木KSビル5F
設立:2019年3月
事業内容:AIを活用したアプリケーションの企画・開発・運営
URL:https://factcheckai.jp
お問い合わせ:[email protected]