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群馬大学医学部附属病院、生成AIで医療文書作成を効率化-医師の負担を軽減し「患者に向き合う時間」を創出

TXP Medical株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:園生 智弘、以下TXP Medical)は、群馬大学医学部附属病院に生成AIを活用した医療文書作成支援システム「NEXT Stage Document Assistant(以下、NSDA)」が導入されたことをお知らせいたします。

群馬大学医学部附属病院(群馬県前橋市)は、群馬県で唯一の特定機能病院として、重粒子線がん治療をはじめとする高度先進医療を牽引する基幹病院です。722床を有し、地域の最後の砦として重症患者や複雑な症例を多く受け入れています。こうした高度な診療現場において、膨大な診療記録を読み解きながら退院サマリや診療情報提供書を作成する作業は、多忙を極める専門医たちにとって重い負担となっていました。

今回のNSDA導入により、電子カルテに蓄積された検査結果や経過記録などの情報をAIが参照し、文脈に沿った医療文書の下書きをスピーディーに生成します。

これにより、医師の文書作成業務を「ゼロからの作成」から「AIが生成した下書きの確認・修正」へとシフトし、業務負担の軽減を図ります。文書作成に要する時間を短縮することで、医師が高度な先進医療の提供や、患者さんへのよりきめ細やかな対応など、本来の業務に一層専念できる環境づくりにつなげ、持続可能な医療提供体制の維持を後押しします。

群馬大学医学部附属病院 システム統合センター 大西 真弘センター長・准教授

医療DXを進めるうえでは、現場の医師が有用性を実感し、日々の診療の中で無理なく使い続けられることが重要だと考えています。
従来、診療情報提供書や退院サマリーの作成には、電子カルテの各所から情報を探し、整理・要約する手間がかかっていました。NSDAでは、あらかじめ作成された草案を医師が確認・修正して仕上げることができ、私自身も負担の軽減を実感しています。また、自分では拾い切れていなかった情報に気づくこともあり、記録の内容を充実させる助けになっています。若手医師にも活用され、前向きな声が聞かれています。
こうした支援には、文書作成の負担を減らすとともに、患者さんの経過を把握し、必要な情報を医療者間で共有する役割も期待しています。今後も実際の利用状況や現場の声を踏まえて運用を改善し、患者さんへの対応に力を注げる環境づくりにつなげていきたいと考えています。

病床数が500床を超える大規模病院や大学病院には、膨大な症例数とアカデミックな責任ゆえに、一般的なAIツールでは解消できない課題がありました。NSDAは以下の3つの価値でそれに応えます。

① 「臨床業務=研究用データ作成」の同時並行

診療情報提供書や退院サマリーなどの医療文書を作成するプロセスで、医学的な文脈を深く理解し、裏側で研究に即時利用可能な「構造化データ」を自動生成します。これにより、「研究のためにデータを打ち直す」という医師の二重負担がなくなり、通常の診察を行うだけで、病院の価値ある学術資産が自動的に蓄積される環境が実現します。

この仕組みは、治験やレジストリ、全国データベース登録などへの活用を可能にします。

② 鉄壁の「オンプレミス」セキュリティと柔軟な構成

機微情報を扱う大規模病院の厳しい基準を満たす「院内サーバー環境(オンプレミス)」での運用を、最新の生成AI技術で実現しました。一方で、環境構築のスピードを重視する施設向けにはセキュアなクラウド環境も提供可能であり、施設のインフラ要件に合わせた柔軟な対応が可能です。

③ 現役医師が設計した「医学的専門性」

救急・集中治療をはじめとした医療現場を知り尽くした現役医師チームが設計。複雑な病態や専門用語が飛び交う臨床現場においても、修正の手間が極めて少ない高精度なドラフトを生成し、医師を「事務作業」から解き放ちます。

TXP Medicalは、今回先行導入が決まった大規模病院をフラッグシップとし、生成AIがもたらす「次世代の病院経営と研究のあり方」を証明してまいります。規模の大小を問わず、日本のあらゆる医療現場において「書く」という負担を「価値あるデータ」へと変換し、医療の未来の質向上に寄与し続けます。

NEXT Stage Document Assistant

NEXT Stage Document Assistant(NSDA)は、電子カルテ内のカルテテキストや検査データなどをもとに、生成AIと弊社独自の医師アルゴリズムにより各種医療文書を自動で作成するシステムです。

https://txpmedical.jp/service/next-stage-document-assistant/

関連リリース

群馬大学 プレスリリース

【生成AIによる医療文書作成支援を開始しました -医療文書作成にかかる業務負担の軽減へ-】

https://www.gunma-u.ac.jp/information/286035

東京都立墨東病院へのNSDA導入リリース

https://txpmedical.jp/news/4lThFVRvTMHbTxnzJI5oMX/

TXP Medical株式会社

TXP Medicalは「医療データで命を救う」をミッションに、現役の救急集中治療医が立ち上げた次世代の医療インフラを牽引するスタートアップ企業です。基幹システムであるNEXT Stage ERは全国の大病院100箇所以上(大学病院・救命救急センターでのシェア約50%)で稼働、救急隊向けの

NSER mobileは全国51地域、1200万人以上の人口カバレッジでの運用実績を有しています。

代表取締役:園生智弘(救急集中治療医)

設立:2017年8月28日

HP:https://txpmedical.jp/

  • 医療機関・自治体向け急性期医療データプラットフォーム「NEXT Stageシリーズ」の開発と提供

  • 急性期医療AI技術の開発と提供、臨床研究支援事業

  • 900項目の検査データ・バイタルデータ等を利用した急性期領域の唯一無二のリアルワールドデータサービス