PR TIMES

紅葉狩り・秋キャンプ後の「植物かぶれ」経験者の67.3%が「触った覚えがない」と回答|ウルシ・ハゼノキによる接触皮膚炎、8割以上が市販薬で対処も治癒に平均12.4日

【結論】本調査のポイント 

結論から言うと、ウルシやハゼノキにかぶれた場合は、まず流水で患部を15分以上洗い流し、症状が広がる・水疱ができる・かゆみが強い場合は速やかに皮膚科を受診すべきです。「触った覚えがない」のにかぶれる理由は、ウルシオールという成分が衣服や持ち物を介して間接的に皮膚に付着するためであり、紅葉狩りやキャンプ後2〜3日で症状が出現するのが典型的なパターンです。

・植物かぶれ経験者の67.3%が「直接触った覚えがない」と回答

・市販薬のみで対処した人の平均治癒期間は12.4日、皮膚科受診者は6.8日

・紅葉狩り・キャンプ後に発症した人の78.0%が症状出現まで「2〜3日かかった」と回答

用語解説

■ 接触皮膚炎(かぶれ)とは

接触皮膚炎とは、特定の物質が皮膚に接触することで引き起こされる炎症反応である。ウルシやハゼノキなどの植物に含まれるウルシオールによるものはアレルギー性接触皮膚炎に分類され、初回接触から1〜2週間後に感作が成立し、再接触時に24〜72時間で症状が出現する特徴を持つ。

■ ウルシオールとは

ウルシオールとは、ウルシ科の植物(ウルシ、ハゼノキ、ヌルデ、マンゴーの皮など)に含まれる油溶性のアレルゲン物質である。皮膚に付着すると蛋白質と結合してアレルギー反応を引き起こし、強いかゆみを伴う紅斑・水疱を生じさせる。衣服や道具に付着しても活性を保つため、間接接触でもかぶれが起こる。

■ ハゼノキとは

ハゼノキとは、ウルシ科ウルシ属の落葉高木で、秋に美しく紅葉することから紅葉狩りの名所に多く自生している。ウルシと同様にウルシオールを含み、葉や樹皮、実に触れることで接触皮膚炎を引き起こす。紅葉が特に美しいため、知らずに触れてかぶれるケースが多い。

植物かぶれの対処法比較:市販薬と皮膚科受診

比較項目

市販薬での対処

皮膚科受診

平均治癒期間

12.4日

6.8日

費用目安

1,000〜2,000円

1,500〜3,000円(保険適用3割負担)

使用できる薬剤

弱〜中程度のステロイド外用薬

強力なステロイド外用薬・内服薬

重症化リスク

対処遅れで広がる可能性あり

早期に適切な治療が可能

二次感染への対応

困難

抗生剤処方で対応可能

再発予防のアドバイス

なし

原因特定と予防指導あり

※一般的な目安であり、個人差があります。

皮膚腫瘍・皮膚外科領域を専門とし、30,000件以上の手術実績を持つ医師が監修するアイシークリニック(医療法人社団鉄結会/新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、紅葉シーズンに増加する植物かぶれ(接触皮膚炎)の実態を把握するため、秋のアウトドア活動後に植物かぶれを経験したことのある全国の20〜60代男女300名を対象にアンケート調査を実施しました。

調査背景

紅葉狩りや秋キャンプなど、秋はアウトドア活動が活発になる季節です。しかし、紅葉の名所には美しく色づくウルシやハゼノキが多く自生しており、毎年この時期になると「紅葉狩りの後に発疹が出た」「キャンプから帰ったらかぶれていた」という相談が皮膚科に多く寄せられます。特に「触った覚えがないのにかぶれた」という声が多いことから、植物かぶれの実態と正しい対処法を広く啓発する必要性を感じ、本調査を実施しました。

調査概要

調査対象:秋の紅葉狩り・キャンプなどのアウトドア活動後に植物かぶれを経験したことのある全国の20〜60代男女

調査期間:2026年9月28日〜10月7日

調査方法:インターネット調査

調査対象人数:300名

調査結果

【調査結果】植物かぶれ経験者の約7割が「触った覚えがない」 

設問:植物かぶれを発症した際、原因となった植物に「直接触れた自覚」はありましたか?

植物かぶれ経験者の67.3%が「触った覚えがない」と回答しており、直接接触の自覚がないケースが大多数を占めています。これは、ウルシオールが衣服や荷物、ペットの毛などを介して間接的に皮膚に付着することで発症するケースが多いことを示唆しています。

【調査結果】約8割が活動後2〜3日で症状出現、即日発症は1割未満 

設問:アウトドア活動後、植物かぶれの症状が出るまでにどのくらいの時間がかかりましたか?

78.0%が「2〜3日後」に症状が出現したと回答しています。これはアレルギー性接触皮膚炎の特徴である「遅延型アレルギー反応」によるもので、原因物質との接触から24〜72時間後に症状が出現するという医学的知見と一致しています。この時間差が「何が原因かわからない」という困惑につながっていると考えられます。

【調査結果】8割以上が市販薬で対処、皮膚科受診は2割未満 

設問:植物かぶれを発症した際、最初にどのような対処をしましたか?

市販薬使用(52.7%)と自然治癒を待つ(29.3%)を合わせると82.0%が皮膚科を受診せずに対処しています。しかし、植物かぶれは市販薬では効果が不十分なケースも多く、症状の悪化や長期化につながるリスクがあります。

【調査結果】4割以上が完治まで2週間以上、1週間以内は2割未満 

設問:植物かぶれが完全に治るまでにどのくらいの期間がかかりましたか?

42.7%が「2週間以上」かかったと回答しており、植物かぶれの治癒に時間がかかる実態が明らかになりました。皮膚科を早期受診した群と市販薬のみで対処した群で比較すると、平均治癒期間に約2倍の差(6.8日 vs 12.4日)が生じており、早期の適切な治療の重要性が示されています。

【調査結果】6割が「植物を見分けて避ける」、長袖着用は2割にとどまる 

設問:植物かぶれを経験して、今後のアウトドア活動で意識するようになったことは何ですか?(最も重視するもの)

58.3%が「植物を見分けて避ける」と回答していますが、ウルシ科の植物は種類が多く、紅葉時期は特に判別が難しいのが実情です。より確実な予防法である「長袖・長ズボンの着用」(22.7%)や「帰宅後のシャワー」(12.3%)の意識は低く、予防知識の普及が課題といえます。

調査まとめ 

本調査により、紅葉狩りや秋キャンプ後の植物かぶれについて、「触った覚えがない」のに発症するケースが約7割を占めること、症状出現まで2〜3日かかるため原因特定が困難であること、8割以上が市販薬や自然治癒に頼り皮膚科受診に至らないこと、その結果として治癒に2週間以上かかるケースが4割を超えることが明らかになりました。植物かぶれは「かゆいだけ」と軽視されがちですが、適切な治療を受けることで治癒期間を大幅に短縮できます。秋の行楽シーズンを安全に楽しむために、ウルシ科植物への理解と正しい対処法の普及が求められます。

医師コメント|アイシークリニック 髙桑康太医師

皮膚科医として15年以上の臨床経験から申し上げると、「触った覚えがないのにかぶれた」という訴えは紅葉シーズンに非常に多く、これはウルシオールという成分の特性を理解すれば十分に説明がつく現象です。重要なのは、症状が出たら早期に皮膚科を受診することで、治癒期間を半分程度に短縮できるということです。

ウルシやハゼノキによる接触皮膚炎は、アレルギー性接触皮膚炎の代表例です。原因物質であるウルシオールは非常に強力なアレルゲンで、日本人の約7割がこの物質に対してアレルギー反応を示すとされています。

「触っていないのにかぶれる」という現象は、ウルシオールが油溶性で衣服や道具に付着しやすく、長時間活性を保つ特性によります。紅葉した葉を拾った子どもの手から親に、リュックサックの外側から腕に、ペットの毛から飼い主にと、間接的な経路で皮膚に付着するケースが非常に多いのです。

症状が出現するまでに2〜3日かかるのは「遅延型アレルギー反応」の特徴です。初めて接触した場合は1〜2週間後に感作が成立し、2回目以降の接触で24〜72時間後に症状が出現します。この時間差があるため、「何が原因かわからない」という状態に陥りやすいのです。

治療の基本はステロイド外用薬ですが、市販薬では強さが不十分なことが多く、特に顔面や広範囲の症状、水疱を伴う重症例では、皮膚科で処方される強力なステロイド外用薬や、場合によっては内服薬が必要になります。

【エビデンス】日本皮膚科学会の接触皮膚炎診療ガイドラインでは、植物による接触皮膚炎の診断にはパッチテストが有用とされ、治療にはステロイド外用薬が第一選択とされています。症状の程度に応じた適切な強さのステロイドを選択することが重要であり、この判断には皮膚科医の診察が不可欠です。

ウルシ・ハゼノキにかぶれたときの正しい対処法

・まず流水で患部を15分以上しっかり洗い流す(石鹸を使うとさらに効果的)

・衣服を脱いで別の袋に入れ、帰宅後すぐに洗濯する

・かゆくても掻かない(掻くと症状が広がり、二次感染のリスクも)

・水疱ができた・症状が広がる・強いかゆみが続く場合は速やかに皮膚科を受診

紅葉狩り・秋キャンプでの予防策

・長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を最小限にする

・ウルシ科の植物(ウルシ、ハゼノキ、ヌルデ、ヤマウルシ)の特徴を事前に確認

・紅葉した葉や枝を不用意に触らない、拾わない

・帰宅後はすぐにシャワーを浴び、衣服を洗濯する

・ペットを連れている場合は、ペットの毛も洗う

髙桑 康太(たかくわ こうた)医師

皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当

専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科

・ミラドライ認定医

臨床実績(2024年時点、累計)

・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上

・腋臭症治療:2,000件以上

・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上

略歴

・2009年 東京大学医学部医学科 卒業

・2009年 東京逓信病院 初期研修

・2012年 東京警察病院 皮膚科

・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科

・2019年 アイシークリニック 治療責任者

監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

よくある質問(Q&A)

Q1. ウルシにかぶれたらどうすればいい?

A. まず流水で15分以上洗い流し、症状が広がる・水疱ができる場合は速やかに皮膚科を受診してください。

本調査では市販薬のみで対処した人の平均治癒期間は12.4日だったのに対し、皮膚科を受診した人は6.8日と約半分でした。流水で洗い流した後も症状が出た場合、市販のかゆみ止めでは効果が不十分なことが多いため、特に顔面や広範囲の症状、強いかゆみを伴う場合は早めの皮膚科受診をお勧めします。

Q2. 紅葉狩りのあとに発疹が出たのはなぜ?

A. ウルシやハゼノキに含まれるウルシオールが、衣服や持ち物を介して間接的に皮膚に付着した可能性が高いです。

調査では植物かぶれ経験者の67.3%が「触った覚えがない」と回答しています。ウルシオールは油溶性で衣服やリュックに付着しやすく、そこから肌に移ることで「触っていないのにかぶれる」という状態が起こります。また、アレルギー反応が出るまで2〜3日かかるため(78.0%が2〜3日後に発症)、原因の特定が難しくなります。

Q3. 植物かぶれは何日で治る?病院に行くべき?

A. 適切な治療を受ければ1週間程度で改善しますが、市販薬のみの対処では2週間以上かかることも多いため、症状が広がる場合は皮膚科受診をお勧めします。

調査では42.7%が完治まで2週間以上かかったと回答しています。市販薬では効果が不十分なケースも多く、皮膚科で適切な強さのステロイド外用薬を処方してもらうことで治癒期間を大幅に短縮できます。特に水疱ができている、症状が日に日に広がる、強いかゆみで眠れないといった場合は、早めの受診が必要です。

Q4. ウルシとハゼノキの見分け方は?

A. どちらもウルシ科でかぶれのリスクがあるため、紅葉が美しい樹木には不用意に触らないことが最も確実な予防法です。

ウルシは奇数羽状複葉で小葉は9〜15枚、ハゼノキは小葉が9〜13枚で先が尖っているのが特徴です。しかし、紅葉時期は判別が難しく、調査でも「見分けて避ける」と回答した58.3%の方でも再発するケースがあります。確実な予防には、長袖着用や帰宅後のシャワーなどの物理的対策が有効です。

Q5. 植物かぶれは人にうつる?

A. 植物かぶれ自体は人から人にはうつりませんが、衣服や持ち物に付着したウルシオールを介して別の人がかぶれることはあります。

接触皮膚炎はアレルギー反応であり、感染症ではないため人にうつることはありません。しかし、ウルシオールが付着した衣服やリュック、タオルなどを共有すると、その物を介して別の人の皮膚にウルシオールが付着し、かぶれを起こす可能性があります。かぶれた人の衣服は他の洗濯物と分けて洗うことをお勧めします。

放置のリスク

・掻きむしることで症状が広範囲に拡大し、色素沈着が残る可能性がある

・水疱を破ると細菌感染を起こし、とびひ(伝染性膿痂疹)に発展することがある

・市販薬で対処し続けることで治癒が遅れ、慢性化や再発を繰り返すことがある

こんな方はご相談ください|受診の目安

・症状が日に日に広がっている、または新しい発疹が出続けている

・水疱ができている、または水疱が破れて汁が出ている

・強いかゆみで眠れない、日常生活に支障が出ている

・顔面や目の周囲、陰部など敏感な部位に症状が出ている

・市販薬を3日間使用しても改善がみられない

クリニック案内

アイシークリニックの特徴

・土日祝日も診療、平日夜19時まで受付で仕事帰りにも通院しやすい

・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院展開、駅から徒歩圏内

・皮膚腫瘍・皮膚外科領域で30,000件以上の手術実績を持つ医師が監修

・接触皮膚炎の原因特定から治療、再発予防まで一貫してサポート ※新宿院一般皮膚科のみの対応

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 One-葵ビル2階

アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階

アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F

アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階

アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階

アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画

診療予約は以下より承っております。お気軽にご利用ください。

ご予約はこちら

東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック新宿院 皮膚科・形成外科

東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック渋谷院

東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック上野院

東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック池袋院

東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック東京院

埼玉の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック大宮院

ニキビ治療の情報サイト アクネラボ

粉瘤・いぼ・ほくろのことなら おできラボ

赤ら顔・酒さのことなら 赤ら顔・酒さラボ

ワキガ・多汗症のことなら ワキガラボ