持ち帰ってもザクザク? 子どもには辛い? マック新チキン3種、AIペルソナ100体から見えた「買う前の疑問」
「持ち帰ってもザクザク?」「家族で食べたいけれど、子どもには辛い?」。マックの新チキン3種を題材にAIペルソナへ聞くと、食べる場面が浮かぶ「買う前の疑問」が挙がりました。
シースリーレーヴ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:空野正輝)は、10月21日発売予定の新チキンバーガー3種について、「Persona AI」のAIペルソナ100体に5問ずつ質問し、購入前に気になる点をまとめました。食品・外食の商品企画・販促担当者に向け、商品説明に加えたい情報や、実顧客に確かめたいことを具体例で紹介します。
本事例はAIが生成した回答を整理したものです。実在の消費者への調査・試食ではなく、商品の味や品質を評価した結果でもありません。
商品の魅力は伝えた。その先の「気になる」は?
新商品の特徴を説明する言葉はそろっていても、お客さまが買う前に何を迷うかまでは見えにくい。企画会議で意見が似通ってしまう、アンケートで何を聞くか迷う。そんな場面で使える材料として、今回は「選ぶために、追加で知りたい情報」に注目しました。
100体の回答を4つのテーマで整理すると、辛さ・刺激の程度は35体、栄養数値は23体、セット・クーポン・割引情報は16体、衣の食感の持続は6体に、情報を求める記述がありました。
注意:100体中11体の対話には、レギュラー商品を「期間限定」と思い込む誤りがありました。図はその回答群を含む記述の集計です。実際のお客さまのニーズの割合や、需要予測には使えません。
件数とあわせて見ると役立つのが、疑問が生まれる場面です。「辛さを知りたい」という同じテーマでも、家族で食べるときと、仕事の予定を控えているときでは、確かめたいことが変わります。
持ち帰り、家族、仕事前。場面を変えると問いが変わる
以下の3例は、第5問のAI回答から原文の一部を抜粋したものです。属性は架空のペルソナ設定であり、実在する人や各属性の代表的な意見ではありません。
持ち帰りなら、食感が続く時間を知りたい
「時間が経っても衣のザクザクした食感がどの程度キープできるのか、その具体的な検証データや目安時間が知りたいですね。」
AI回答の一部抜粋/設定:37歳・システムエンジニア
「ザクザク」という特徴から、家や職場に着いて食べるまでの時間へ。自社商品の検討なら、持ち帰り時間や包装条件を決めて食感を確かめる、という次の確認につなげられます。
家族で食べるなら、子どもの分を選べる情報がほしい
「子供が食べる場合の辛さの度合いや、アレルギー情報、あるいは具体的なボリューム感が事前にわかると助かりますね。」
AI回答の一部抜粋/設定:35歳・IT企業 プロジェクトマネージャー
自分の好みだけで選べる注文と、家族の分もまとめて選ぶ注文。商品ページやメニューを点検するなら、辛さやアレルギーの情報を注文前に見つけやすいか、という問いになります。
仕事前なら、食べた後のにおいも気になる
「ニンニクや辛さの強さがどれくらい持続するか、食べた後ににおいが残りにくい工夫がされているかどうかが知りたいですね。」
AI回答の一部抜粋/設定:48歳・商社 営業部長
食べているときの味に加え、食後の予定も選び方に関わるのか。実顧客へのインタビューでは、昼食後の予定と商品選びの関係を聞くための材料になります。
ほかには、定番バーガーと比べたサイズ感、たんぱく質・脂質・カロリーの数値を確かめたいという回答もありました。いずれも、実際に食べて不満があったという話ではありません。購入前に確かめたいこととしてAIが挙げたものです。
次の企画会議で使うなら、疑問を確認項目に変える
この事例を自社商品に置き換えるときは、まずAI回答に含まれる商品情報が正しいかを確認します。そのうえで、次のように担当業務へつなげます。
・商品企画・品質確認:食感への疑問から、持ち帰り時間や包装の条件を決め、実物で確かめる。
・販促・商品説明:辛さ、栄養、サイズ感など、選ぶための情報が見つけやすいかを点検する。
・実顧客への調査:誰と、いつ、どこで食べるかを聞き、その場面で本当に迷う点を確かめる。
例えば「新商品のどこが気になりますか」に、「持ち帰って家族で食べるなら、注文前に何を知りたいですか」という質問を加える。AI回答を読んで生まれた疑問を、実際のお客さまに聞ける形へ整える使い方です。
今回の題材は、10月21日発売の新チキン3種
日本マクドナルドの2026年10月8日発表によると、次の3種は10月21日(水)から全国の店舗(一部店舗を除く)でレギュラーメニューとして発売予定です。
・ザクザクジューシーマック:単品460円~、バリューセット740円~
・スパイシーザクザクジューシーマック:単品470円~、バリューセット750円~
・てりやきチキンジューシーマック:単品470円~、バリューセット750円~
いずれも税込。店舗の立地やデリバリー等で価格は異なります。商品情報は2026年10月12日に公式発表と照合しました。名称や説明だけから辛さの強さや子どもへの適性は判断できません。
出典:日本マクドナルド 2026年10月8日ニュースリリース
実施方法と、AI回答を扱う際の注意点
2026年10月11日、Persona AIの100体に5問ずつ質問し、計500回答を得ました。商品名、主なソース、単品価格などを提示し、未食の想定で「実食体験は作らずに回答してください」と指定しました。質問は、試したい商品、その一番の理由、比較で迷った点、購入をためらう点、追加で知りたい情報の5つです。
図1は第5問の100回答だけを対象に、当社が4テーマへの情報要求を原文で確認したものです。1体・1テーマを1件とし、複数分類を認めています。背景説明や情報要求を否定する記述は数えていません。「なし」の後に辛さ等の確認希望を追記した1体は、判定を保留し、辛さの35体には含めていません。母数は100体です。
提示情報に販売期間は記していませんでしたが、11体が「期間限定」等を誤って補っていました。第1問の理由に含んだのは4体、第2問の一番の理由に含んだのは1体です。未提示のセット総額や、裏付けのない動画レビュー視聴を補った記述もあり、事実として扱っていません。誤った前提が後の回答にどこまで影響したかは分からず、原回答の修正や11体の除外も行っていません。
第1問には選択番号と商品名が食い違う回答も1体あり、人気順位や選択割合は掲載していません。商品説明の順序は固定で、第1問の選択肢の順序のみが変わる設計です。回答は設定・提示情報・設問・生成モデルに左右されます。追加のAI実行、別実行での再現性や複数評価者間の一致度の検証は行っていません。
AIペルソナは実在の消費者や日本の購入者を代表する標本ではありません。人への調査・試食、購買行動との一致、売上への影響は未検証です。回答件数を、実市場の人気や購買率へ読み替えることはできません。
Persona AIについて
Persona AIは、AIペルソナの作成とインタビューを通じて、商品・サービスについて確かめたい仮説や質問を整理するためのサービスです。企画初期に視点を広げ、実顧客への調査や商品説明を準備する際の材料として活用できます。生成回答には誤りや架空の体験が含まれることがあり、実顧客調査の代替や回答の正確性を保証するものではありません。
本リリースは当社による独立した分析事例で、日本マクドナルドの公式企画・監修・協賛ではありません。商品名・商標は各権利者に帰属します。
会社概要・お問い合わせ
会社名:シースリーレーヴ株式会社
代表者:代表取締役CEO 空野正輝
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目5-12 第二虎ノ門ビル3階
設立:2017年5月
事業内容:AI受託開発、Webシステム、スマートフォンアプリ開発、AI業務改善支援