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11月6日(金)は新宿区に住む・働く・学ぶ人を無料招待。歌舞伎町の春画展が22時まで開く「フライデーナイト」開催「歌川国貞・歌川国芳 ー新宿歌舞伎町春画展WA」

「歌川国貞・歌川国芳ー新宿歌舞伎町春画展WA」(開催中~2026年11月29日)は、11月6日(金)18:00~22:00の夜帯にて、新宿区に住む方・働く方・学ぶ方を無料でご招待する「フライデーナイト」を開催します。同日は通常21:00の閉館時刻を1時間延長し22:00まで開館。ピピちゃんファーム様、一般財団法人アーネスト育成財団様のご参画により実現するものです。

文化が、人を呼び、街を育てる

今回で4回目を迎える新宿歌舞伎町春画展WAには、浮世絵ファンや研究者、日頃から美術館に通う方だけでなく、国内外から幅広い来場者が訪れました。累計来場者数は23,797名、海外からの来場は30カ国以上。展覧会を訪れた人が、歌舞伎町の飲食店や商業施設、宿泊施設を使う——その流れが、確かに生まれています。

文化は、人を呼ぶ。そして人が街を歩き、食べ、泊まることで、街は育っていく。「新宿歌舞伎町春画展WA」は、その循環をつくる試みです。

しかし、外から人を呼ぶのみでは街は育ちません。この街に暮らす人、働く人、学ぶ人に、まず扉を開きたい。そして一緒に、街の文化を育てていただきたいという想いです。「フライデーナイト」は、そのための一夜です。

WAパートナーズ——文化体験を無料で開くための仕組み

新宿歌舞伎町春画展WAは第4回目となる本展から、企業・個人のみなさまとともに展覧会をつくる「WAパートナーズ」を立ち上げました。

これは広告掲出の枠を販売するものではありません。美術館とスポンサー企業が連携し、入場無料の時間帯を設ける取り組みは国内外に先例があります。本展ではその考え方を参考に、いただいた参画金を原資として、より多くの方が日本文化と出会う機会をつくる仕組みとして設計しました。

フライデーナイトは、地域文化の活性化を理念ではなく実体験として証明するプログラムです。展覧会名の「WA」には、和・輪・笑の三つの意味を重ねています。パートナーのみなさまは、この輪をともに広げてくださる存在です。

手塚マキ(Smappa!Group会長/本展企画)コメント

歌舞伎町は、外から来る人には刺激の強い街に映るかもしれません。でもここには、毎日この街で暮らし、働き、学んでいる人たちがいます。春画展WAを続けてきて、文化が街に人を呼ぶ手応えは確かに感じてきました。だからこそ今度は、この街の人たちにこそ見てほしい。金曜の夜、仕事帰りにふらっと能舞台へ立ち寄ってもらえたらうれしいです。

開催概要

名称:フライデーナイト(ピピちゃんファーム・一般財団法人アーネスト育成財団 presents)

日時:2026年11月6日(金)18:00~22:00(最終入場 21:30)※この日のみ22:00まで延長開館

会場:新宿歌舞伎町能舞台(新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿2階)

   ホストクラブBOND(新宿区歌舞伎町1-2-15 歌舞伎町ソシアルビル9階)

対象:新宿区在住・在勤・在学の18歳以上の方

料金:無料(当日18:00~22:00の入場に限る)

予約:不要。混雑時は入場を制限する場合があります

持参物:新宿区在住・在勤・在学であることを確認できるもの(運転免許証、学生証、社員証、名刺など)。年齢を確認させていただく場合があります

注意:18歳未満の方は、新宿区在学の方を含めご入場いただけません

展覧会について

1941年創建の能舞台に、幕末の浮世絵界を代表する二人の絵師の作品が並びます。

歌川国貞は、役者絵と美人画で当代随一の人気を誇り、『源氏物語』を翻案した『偐紫田舎源氏』の挿絵でも知られる絵師。歌川国芳は、水滸伝の武者絵や戯画で異彩を放ちました。同じく初代 歌川豊国に学びながら、異なる個性を発揮した二人。今回は春画のみならず、それぞれの得意ジャンルの浮世絵もあわせて展示することで、双方の魅力をさまざまな角度から見比べていただけます。

本展が大切にしているのは「学び」です。音声ガイドでは、歌人・俵万智さんが『源氏物語』を、俳優・千葉雄大さんが春画全般を担当し、〈声の案内人〉としてみなさまを春画の世界へ誘います。会場内のQRコードから、無料でお聴きいただけます。

さらに『偐紫田舎源氏』『新編金瓶梅』を実際に手に取れるコーナーも設けました。ガラス越しに眺めるだけでは分からない、本をめくるという江戸の人々の楽しみ方そのものを体験していただくためです。

会期中は、落語会、活動写真弁士によるカツベン会、研究者によるレクチャーなど、春画を入口に江戸文化へ分け入る企画を多数開催します。春画は、江戸の出版文化・文学・風俗が交わる場所にあります。だからこそ、春画から広がる学びを、さまざまな形で手渡していきたいと考えています。

春画をめぐる研究と、美術館での広がり

1990年代以降、国際日本文化研究センターや立命館大学、ロンドン大学・大英博物館などによる国際的な共同研究が進み、春画は日本美術史の研究対象として位置づけられてきました。本展の監修者・浦上満氏は、2013〜14年に約9万人が来場した大英博物館「春画 日本美術における性とたのしみ」に出品者・スポンサーとして関わり、2015年に約21万人が来場した永青文庫の日本初の本格的な春画展の開催にも尽力しました。そして現在、京都・福田美術館が同館初の春画展を開催するなど、美術館が春画を取り扱う動きも徐々に生まれています。

「東西春画めぐり」——福田美術館との相互割引を実施中

本展は、福田美術館(京都・嵐山)の企画展「愛のカタチ ー幻の春画《稚児草紙》公開ー」(2026年9月19日~2027年1月17日)と連携し、「東西春画めぐり」と題した相互割引を実施しています。どちらかのチケットをご提示いただくと、もう一方の入場料が300円OFFになります。東京・歌舞伎町と京都・嵐山。東西で同時期に開かれる春画展を、あわせてお楽しみいただけます。

※実施期間:2026年10月10日~

展覧会概要

展覧会名:歌川国貞・歌川国芳ー新宿歌舞伎町春画展WA

会期:2026年10月3日(土)〜11月29日(日)

前期:10月3日~11月1日/後期:11月3日~11月29日 ※11月2日(月)は展示替え休館

時間:11:00~21:00(最終入場20:30)※11月6日のみ22:00まで

会場:新宿歌舞伎町能舞台(新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿2階)

   ホストクラブBOND(新宿区歌舞伎町1-2-15 歌舞伎町ソシアルビル9階)

   ※受付は能舞台

料金:一般2,200円、学生1,500円、和合プラン(ペア)一般3,800円・学生2,400円

対象:18歳未満入場不可

監修:浦上満(浦上蒼穹堂代表、国際浮世絵学会常任理事)

主催:Smappa!Group/株式会社ワインライス

公式サイト:https://www.smappa.net/shunga/