企業研究の難しさ1位は「どの情報を信用すればよいか分からない」26.0% Z世代の採用情報収集の実態が判明
中小企業の採用支援を手掛ける株式会社JITSUGYOは、18~26歳のZ世代求職活動経験者481人を対象に、求職活動における企業情報収集に関するアンケートを実施しました。
本調査では、直近の求職活動で何らかの形で生成AIを利用した人は70.9%に上りました。
こうした「AI就活」の広がりが見られる中、回答者全員に企業情報を収集する際の難しさを尋ねたところ、「どの情報を信用すればよいか分からない」26.0%が最多となりました。
「必要な情報がどこにあるのか見つけにくい」23.3%、「情報が多すぎて整理しにくい」22.5%、「企業ごとに掲載されている情報が異なり比較しにくい」22.2%が続きます。
今回の結果から、企業研究では情報の信用だけでなく、必要な情報を探し、整理し、比較する過程でも難しさが生じていることが分かりました。
※本リリースでは、求職者がChatGPT、Gemini、Claudeなどの生成AIアプリ・サービスを活用して行う求職活動を「AI就活」と呼びます。
企業研究での難しさ、最多は「どの情報を信用すればよいか分からない」
企業について情報収集する際に感じた難しさを最大3つ選んでもらったところ、「どの情報を信用すればよいか分からない」26.0%が最多でした。
次いで「必要な情報がどこにあるのか見つけにくい」23.3%、「情報が多すぎて整理しにくい」22.5%、「企業ごとに掲載されている情報が異なり比較しにくい」22.2%となりました。
このほか、「情報が少なすぎて判断できない」16.8%、「同じような企業説明が多く企業ごとの違いが分かりにくい」16.6%、「専門用語が多く仕事内容を理解しにくい」15.2%、「抽象的な表現が多く具体的なイメージを持ちにくい」14.8%という回答もありました。
注目すべきは「情報が多すぎて整理しにくい」と「情報が少なすぎて判断できない」の双方が挙がっている点です。
企業研究での難しさは情報量だけでは捉えきれません。求職者が判断に必要な情報にたどり着き、内容を確かめ、企業間で比較できるよう、企業が情報の内容と掲載方法を整理することが重要だと考えます。
企業情報の確認先は、公式ホームページが最多
企業について調べる際に利用した情報源を尋ねた別の設問では、「企業の公式ホームページ」42.2%が最多でした。
「マイナビ・リクナビ等の就職情報サイト」37.2%、「企業の採用サイト」34.3%が続き、「生成AI(ChatGPT、Gemini等)」は11.6%でした。
知りたい情報が十分に分からなかった場合の追加の情報収集先も、「企業の公式ホームページをさらに調べた」28.7%が最多でした。次いで「企業の採用サイトをさらに調べた」24.3%、「求人サイトを調べた」18.7%でした。
一方、「生成AIに聞いた」17.3%、「それ以上は詳しく調べなかった」18.1%という回答もあります。
情報を信用できるか、必要な情報を見つけられるかという悩みが挙がる一方、企業自身が発信する公式ホームページは、最初の情報収集でも、追加で調べる際にも最も多く利用されていました。
企業が公開する情報の内容に加え、必要な情報へのたどり着きやすさや、掲載先による記載の食い違いにも目を向ける必要があります。
JITSUGYOの考察 情報の根拠を示し、確かめやすい採用情報へ
今回の調査では、企業研究で「どの情報を信用すればよいか分からない」と答えた人が26.0%でした。
企業自身が発信者を明確にし、求職者が知りたい内容を確認できる一次情報を整えることが大切だと考えます。
そのためには、掲載する情報を増やすだけでなく、事実を社内で確かめ、必要に応じて根拠や更新時期が分かるようにすることが重要です。
また、仕事内容や募集条件などを探しやすく整理し、自社Webサイト、採用ページ、求人媒体で記載が食い違っていないかを確認する。
こうした情報の整備は、求職者が企業を比較・判断する助けとなります。
生成AIによる企業情報の理解・参照を意識したLLMO対策を行ううえでも、企業自身が確認した情報を、分かりやすい文章として公開することが重要です。
採用情報を見つけてもらうことに加え、その内容を求職者に具体的に理解してもらうことも大切です。
JITSUGYOでは、企業への取材を通じて伝えるべき情報を整理し、仕事の流れや働く人の姿を視覚的に伝える「採用革命®アニメーション」を提供しています。
AI就活時代の採用情報の伝え方を考える際には、こうした映像の活用もご検討ください。
■調査概要
調査名:求職活動における企業情報収集に関するアンケート
調査対象:18歳~26歳のZ世代求職活動経験者(新卒・転職問わず)
調査地域:全国
調査期間:2026年9月4日(金)~9月5日(土)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:481サンプル
調査機関:株式会社マーケティングアプリケーションズ
■株式会社JITSUGYOについて